#96 直前のやり取りを会話から取り消して、言い方を変えて聞き直す /undo を打つと、直前の自分のメッセージとエージェントの返事が履歴から消え、その前の時点から聞き直せます。CLI では既定で実行前に確認が出ます。戻るのは会話だけで、ファイルの変更はチェックポイントを有効にしたうえで /rollback で戻します。
#94 ファイルの中身をメッセージにそのまま添える CLI で @file:notes.md これを ToDo にして と書くと、ファイルの中身を添えて送れます。@file:notes.md:3-5 なら3〜5行目だけです。Telegram などのメッセージでは @ の記法は展開されません。
#89 今の会話を履歴ごと写して、別の方向を試す /branch を打つと、今のセッションが履歴ごと独立した写しとして分岐し、元の会話を残したまま別の案を試せます。/branch plan-b のように名前も付けられます。Telegram や Discord では分岐先が隣の新しいスレッドで開きます。
#88 コンテキストウィンドウを何が占めているか見る /context を打つと、システムプロンプト・ツール定義・ルール・記憶・会話などがウィンドウをどれだけ使っているかと、残りの空きが表で出ます。/context all ならスキルやツールセットごとの内訳も加わります。
#87 CLI の会話をそのまま Telegram へ引き継ぐ CLI で /handoff telegram を打つと、履歴ごとセッションが Telegram のホームチャンネル(トピックを作れる場合は新しいトピック)へ移り、エージェントが要約を返します。ゲートウェイが動いていて、移動先で /sethome を済ませていることが条件です。
#66 使わなくなった古いセッションを自動で片付ける 終了して長く触れていないセッションは、起動時に自動で整理されます。すべて残したいときは hermes config set sessions.auto_prune false、残す期間を変えるときは sessions.retention_days(既定90日)を使います。
#65 他の CLI エージェントの会話を Hermes で続ける hermes sessions import で、Claude Code と Codex CLI のセッションが新しい順に並び、選んだものが Hermes のセッションになります。元のファイルは書き換えません。設定の移行は hermes import-agent です。
#64 チームの AGENTS.md を触らずに自分用の指示を使う プロジェクトの AGENTS.md の隣に AGENTS.override.md を置くと、こちらが代わりに読み込まれます。共有の指示ファイルは書き換えずに済み、git の管理から外せば手元だけの設定になります。
#63 要約モデルが応答しないときにセッションを止めない 要約モデルが一定時間なにも返さないと、Hermes は待つのをやめます。compression.context_timeout_seconds(既定120秒)がその許容時間で、圧縮リクエスト自体のタイムアウトより短くはなりません。控えのモデルを設定していれば、1回だけやり直します。
#60 裏で別の作業を頼む /bg と、脇道の質問の /btw /bg はプロンプトを別のセッションで裏に回し、終わると結果が返ってきます。/btw はいまの会話について、進行中の作業を止めずに質問します。どちらもメッセージングのプラットフォームでも使えます。
#53 4つの Markdown ファイルの役割を見分ける SOUL.md はエージェントの人格、AGENTS.md はプロジェクトごとの決まり、MEMORY.md はエージェント自身の覚え書き、USER.md は利用者の好みです。後の2つはエージェントが書きます。置き場所と読み込まれる時機は下のページにまとまっています。
#52 しばらく間が空いた会話を、再開する前に要約する 長いスレッドに間を置いて戻ると、古い履歴を毎ターン読み直すことになります。compression.idle_compact_after_seconds に秒数を入れると、その時間やり取りがなかったセッションは最初の返信の前に要約されます。既定は0(無効)です。
#49 会話の要約が始まる位置をモデルごとに決める 会話の要約(圧縮)は、チャットに使うモデルのコンテキスト長に対する割合で始まります。割合は compression.threshold で決まり、モデルごとに変えたいときは compression.model_thresholds を使います。
#48 使わないツールを外して毎回のトークンを減らす 読み込んだツールの定義は、使わなくても毎回モデルに送られます。config.yaml の platform_toolsets でプラットフォームごとのツールを絞れます。変化は hermes prompt-size でトークンを使わずに確かめられます。
#42 文脈を圧縮するときの要約を安いモデルに任せる 文脈を圧縮するときの要約は、既定では普段のチャットモデルが書きます。高いモデルを使っていると、費用も待ち時間もその分かかります。auxiliary.compression で速くて安いモデルに振り分けられます。
#31 毎回のメッセージに乗る固定の分量を確かめる hermes prompt-size は、会話の前に毎回送られるシステムプロンプト、スキルの索引、記憶、ツールの定義の大きさを内訳で示します。減らしたいときは hermes tools や hermes skills で使わないものを外します。
#25 /goal の「完了」をはっきり決めて渡す /goal は判定役のモデルが完了と判断するまで作業を続けます。完了の条件があいまいだと判定もあいまいになるので、/goal draft で取り決めを書かせるか、verify: や stop when: で条件を書き添えます。
#20 セッションを読める形や共有できる形で書き出す hermes sessions export は --format で形式を選べます。md/qmd は保管用、html は1ページで共有用です。外に出すときは --redact で鍵や認証情報を伏せ、1件だけなら --session-id を付けます。
#19 保存した記憶は次のセッションで見えるようになる MEMORY.md と USER.md の写しはセッション開始時に一度だけ取られます。途中で保存した内容はすぐディスクに入りますが、プロンプトに入るのは次のセッションからです。今すぐ使うなら /new で始め直します。
#15 文脈の圧縮は履歴を消さず、作業メモに書き直す 長い会話が圧縮されると、あいだのやり取りは目標・制約・進み具合・決定事項・関係ファイル・次の手順といった決まった枠の要約に置き換わります。元のやり取りは session_search で探せます。
#13 セッションを溜め込む保存領域を軽く保つ方法 セッションは ~/.hermes/state.db に溜まります。終了したセッションを消すのが hermes sessions prune です。自動の整理 sessions.auto_prune は既定で有効で、履歴を全部残したいときは false にします。
#4 エージェントの設定ファイル、どれが何を決めるか SOUL.md は人格、USER.md は使う人、MEMORY.md は覚えた事実です。プロジェクトの指示は .hermes.md → AGENTS.override.md → AGENTS.md → CLAUDE.md → .cursorrules の順で最初の1つだけが読まれ、長すぎるファイルは切り詰められます。
#3 保存した記憶が同じセッションで効かない理由 記憶はすぐディスクへ保存されますが、システムプロンプトに入る写しはセッション開始時に固定されます。キャッシュを保つための作りで、新しい記憶は次のセッションから反映されます。すぐ効かせたいときは /new です。
#2 🗜️ の数字の意味と、文脈の圧縮で残るもの・消えるもの 🗜️ は会話を自動要約した回数です。最初と直近は残り、あいだが要約されます。効き方は config.yaml の protect_last_n、auxiliary.compression.model、model.context_length で調整します。