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組み込みツール一覧

目次

このページでは、Hermes の組み込みツールをツールセットごとに説明します。何が使えるかは、動かしている環境、資格情報、有効にしているツールセットによって変わります。

ざっくりした数(現在の登録内容): 約 100 個のツールがあります。内訳は、ブラウザ用の中核ツール 10 個、CDP がある場合だけ現れるブラウザツール 2 個、ブラウザの保管庫ツール 5 個、それに browser_exec、ファイル操作 4 個、ターミナル 2 個(terminal、process_manage)、デスクトップ GUI 用の 11 個(read_terminal、close_terminal、desktop_preview、drive_preview、annotate_preview、read_window_below、focus_pane、react_to_message、gui_tour、show_tip、set_theme — デスクトップアプリのセッション限定)、ウェブ 2 個、Feishu 5 個、Yuanbao 5 個、かんばん 14 個(かんばんのディスパッチャーがエージェントを起動したときに登録されます)、プロジェクト 1 個(desktop_project。デスクトップ / GUI のセッション向け)、Discord 2 個、動画 3 個(video_generate、xai_video_edit、xai_video_extend)、そして単体のツールがいくつか(memory、clarify、delegate_task、execute_code、cronjob_manage、session_search、skill_view/skill_manage/skills_list、text_to_speech、image_generate、vision_analyze、video_analyze、todo_list、computer_use、x_search)です。

browser ツールセット

ツール 説明 必要な環境
browser_back ブラウザの履歴をひとつ戻り、前のページを開きます。先に browser_navigate を呼んでおく必要があります。 —
browser_click スナップショットに出てくる参照 ID('@e5' など)で指定した要素をクリックします。参照 ID はスナップショットの出力に角かっこで示されます。先に browser_navigate と browser_snapshot を呼んでおく必要があります。 —
browser_console 現在のページのブラウザコンソール出力と JavaScript のエラーを取得します。console.log/warn/error/info のメッセージと、捕捉されなかった JS の例外を返します。黙って起きている JavaScript のエラー、失敗した API 呼び出し、アプリの警告を見つけるのに使います。先に… —
browser_get_images 現在のページにあるすべての画像を、URL と代替テキスト付きで一覧にします。vision ツールで解析したい画像を探すときに便利です。先に browser_navigate を呼んでおく必要があります。 —
browser_navigate ブラウザで URL を開きます。セッションを初期化し、ページを読み込みます。ほかのブラウザツールより先に呼ぶ必要があります。ちょっとした情報を取りたいだけなら、軽い取得用のツールが使えるならそちらのほうが速くて安上がりです。ブラウザツールは、次のような場合に使ってください… —
browser_press キーボードのキーを押します。フォームの送信(Enter)、移動(Tab)、ショートカットに便利です。先に browser_navigate を呼んでおく必要があります。 —
browser_scroll ページを指定した方向にスクロールします。いま表示されている範囲の上や下にある内容を出したいときに使います。先に browser_navigate を呼んでおく必要があります。 —
browser_snapshot 現在のページのアクセシビリティツリーを、文字ベースのスナップショットとして取得します。browser_click や browser_type で使う参照 ID(@e1、@e2 など)付きで、操作できる要素を返します。full=false(既定)は操作できる要素だけの簡潔な表示、full=true は… —
browser_type 参照 ID で指定した入力欄に文字を入力します。いったん中身を消してから、新しい文字を入力します。先に browser_navigate と browser_snapshot を呼んでおく必要があります。 —
browser_vision 現在のページのスクリーンショットを撮り、見た目を確かめられるようにします。ページがどう見えているかを知る必要があるとき、とくに CAPTCHA、目視での確認課題、複雑なレイアウト、文字のスナップショットでは大事な視覚情報が抜け落ちる場面で使います。視覚に対応したモデルではスクリーンショットをそのまま添付し、そうでなければ補助の視覚モデルに… —

browser ツールセット(CDP がある場合だけ現れるツール)

この 2 つは browser ツールセットに属しますが、セッションの開始時に Chrome DevTools Protocol の接続先に届く場合だけ登録されます。届く経路は /browser connect、browser.cdp_url の設定、Browserbase のセッション、Camofox のいずれかです。

ツール 説明 必要な環境
browser_cdp Chrome DevTools Protocol のコマンドをそのまま送ります。上位の browser_* ツールでは手が届かないブラウザ操作のための逃げ道です。https://chromedevtools.github.io/devtools-protocol/ を参照してください。 CDP の接続先
browser_dialog JavaScript の標準ダイアログ(alert / confirm / prompt / beforeunload)に応答します。先に browser_snapshot を呼んでください。応答待ちのダイアログはその pending_dialogs に出ます。そのうえで `browser_dialog(action='accept'\ 'dismiss')` を呼びます。 CDP の接続先

clarify ツールセット

ツール 説明 必要な環境
clarify 先へ進む前に、確認・意見・判断がほしいときに利用者へ 1 つ以上の質問をします。どの呼び出しも questions を渡します。これは 1〜5 個の項目を持つ配列です(質問が 1 つなら項目 1 つの配列です)。質問ごとに 3 つの形式があります。1. 単一選択の選択式 — 選択肢は 4 つまでで、利用者はひとつ選ぶか、5 番目の「その他」から自分の答えを書けます。2. 複数選択の選択式 — multi_select=true にするとチェックボックスが出て、選ばれた項目の一覧が返ります。3. 自由回答 — 選択肢を出さず、利用者が自由に書きます。選択肢は良いと思う順に並べるので、先頭にはどの画面でも (Recommended) と付き、既定で強調されます。この表示は見せ方だけのもので、エージェントが読む回答からは取り除かれます。従来の CLI では複数選択はスペースキーでチェックを切り替えます。チェックボックスの UI がないメッセージングのプラットフォームでは、利用者はカンマや空白で区切った番号(たとえば "1, 3")か、選択肢の文言で答えます。 —

複数の質問をまとめて聞く

clarify ツールは questions の配列(それぞれに choices と multi_select を持つ、独立した質問を 1〜5 個)を受け取ります。順番に聞く代わりに、確認したいことをひとまとめにして一度に出せます。結果は {responses, outcome} です。responses は同じ順番の配列で、各項目には質問の文、choices_offered、status(answered、skipped、unanswered のいずれか)、user_response(答えがあったとき以外は null)が入ります。outcome は submitted、cancelled、timed_out、undelivered のいずれかです。

画面ごとの振る舞いは次のとおりです。

  • デスクトップ では、すべての質問が 1 枚のカードに並びます。選択と入力はその場に溜まり、Confirm and continue ボタン(少なくとも 1 つの質問に答えると押せるようになります)で一括送信します。空欄の質問は飛ばされます。溜めた答えは確定するまで直せます。スキップすると全体が取り消されます。
  • TUI と CLI では、簡潔な状態一覧(✓ 回答済み / ▸ 回答中 / · 未回答)が出て、回答中の質問の選択肢だけが開きます。Enter でいまの答えを確定して次の未回答へ進み、Tab で質問の間を移動して好きな順に答えられます。何も入れずに送るとその質問を飛ばし、Esc で全体を取り消します。
  • メッセージングのプラットフォーム(Telegram、Discord など)では、質問ごとにカードを 1 枚ずつ出して、1 問ずつ順に聞きます。skip と返すと、その質問を飛ばせます。途中で返事が来なくなれば、残りの質問は送られません。

途中で待ち時間が尽きた場合も、利用者がすでに確定した答えは残ります。ツールの結果にはその答えが "outcome": "timed_out" とともに入り、残りには "status": "unanswered" が付くので、意図的に飛ばしたのか、そもそも人がいなかったのかを見分けられます。メッセージングのプラットフォームでは、待ちが終わった理由も "notice" として入ります([user did not respond within Nm]、プラットフォームがカードを受け付けなかったときは [clarify prompt could not be delivered] — Hermes はまず番号付きの箇条書きメッセージとして質問し直し、それも失敗したときだけこう報告します。問いかけるチャットが無い実行では [clarify prompt could not be delivered: no chat surface])。届かなかった問いかけが、利用者の無反応として報告されることはありません。

connections ツールセット

外部アプリの 2 種類を、ひとつのツールで扱います。対象になるのは、管理されたコネクター("gmail" や {"name": "gmail"}。Nous のゲートウェイ経由で認可します)か、手元の MCP サーバー ({"name": "linear", "mcp": true}。mcp_servers に書いた項目)です。

ツール 説明 必要な環境
manage_connections 管理されたコネクター向けの操作: display(デスクトップアプリ専用。ホストされているすべてのコネクターを、よく使われるアプリから順に並べたカードを表示し、アプリをクリックするとそのサインインが始まります。connectors に slug を渡すと、それらが「おすすめ」として先頭に固定されます。利用者が Continue を押すか 300 秒たつまで待ち、connected、newly_connected、suggested の slug を返します。締め切りで終わったときは timed_out: true が加わります。ほかの画面では status の一覧を返し、デスクトップアプリかポータルから接続するよう利用者に伝えます)、status(コネクターごとに accounts を一覧します。名前、表示名、状態、有効かどうか)、connect、reconnect(つながっていないものだけ直します。force: true なら動いているものも入れ直します)、rename。connect や reconnect の対象にはアカウント名を付けられます({"name": "gmail", "alias": "work"})。新しい名前で connect するとアカウントがもう 1 つ増え、名前を付けて reconnect するとそのアカウントだけを直し、何も消しません。rename が受け取る対象は 1 つで、{"name": "gmail", "alias": "work", "to": "office"} の形です。alias には、名前の無いアカウントのアプリ側の表示名も指定できます。MCP 向けの操作は mcp: true の対象だけで、カタログの項目を install、無効にしてある設定済みサーバーを enable、authorize(OAuth)です。デスクトップアプリ、ターミナル UI、従来の CLI では、どの操作でもカードが出て、対象がつながるか、飛ばされるか、300 秒の締め切りが来るまで待ちます。結果には対象が connected、skipped、not_connected のいずれかで並び、リンクは付きません。MCP の install は、その項目の設定値をカードで集め、OAuth があればカードから実行し(リンクは利用者が開きます。勝手には開きません)、サーバーがトークンを受け付けた時点で設定・トークン・値をまとめて保存します。つながった MCP の対象には tools(登録された名前)と tools_listing が付き、そのツールは同じターンのうちに tool_describe/tool_call から呼べます。discovery_error が付いた対象は認可はできているものの、ツールの一覧を取れなかった状態です。もう一度 install か authorize を呼べば、あらためて同意を求めずに一覧の取得だけをやり直せます。カードが出ない画面(メッセージングや台本からの実行)では、管理されたコネクターはアプリごとに connect_url を返し、利用者がそれを開きます。MCP の対象はその場で実行され、authorize と OAuth を伴う install は認可用の URL を返し、それ以外の install と enable は結果を報告し、資格情報が足りなければ設定すべき変数名を添えて failed で返ります。アカウントの接続解除、削除、権限の取り消しはできません。これらは利用者が行います。 —

1 回の呼び出しの締め切りは 5 分で、呼び出しが始まった時点でバックエンドが決めます。 チャットを開き直しても、デスクトップを再起動しても延びません。このツールが現れるのは、 ログイン中のアカウントに対して Nous Portal がコネクターを有効にしている場合(トークンに managed_tools の クレームがある場合)だけです。それ以外のセッションには出てきません。

code_execution ツールセット

ツール 説明 必要な環境
execute_code Hermes のツールをプログラムから呼べる Python スクリプトを実行します。ツールの呼び出しが 3 回以上あって間に処理を挟みたいとき、大きな出力を文脈に入れる前に絞り込みたいとき、条件分岐が必要なとき(… —

cronjob ツールセット

ツール 説明 必要な環境
cronjob_manage 定時実行のタスクをまとめて管理します。action="create"、"list"、"update"、"pause"、"resume"、"run"、"remove" で操作します。スキルをひとつ以上ひも付けたジョブにも対応し、更新時に skills=[] を渡すとひも付けを外せます。定時実行は、いまのチャットの文脈を持たない新しいセッションで動きます。 —

delegation ツールセット

ツール 説明 必要な環境
delegate_task 切り離した文脈でサブエージェントを起動します。それぞれが自分の会話、ターミナルのセッション、ツールセットを持ち、戻ってくるのは最後の要約だけです。ひとつの仕事なら 'goal'、並列でまとめて走らせるなら 'tasks' を渡します(上限や入れ子の規則は… —

feishu_doc ツールセット

Feishu の文書コメントに自動で返信する処理(gateway/platforms/feishu_comment.py)専用です。hermes-cli や通常の Feishu チャット用アダプターには出てきません。

ツール 説明 必要な環境
feishu_doc_read file_type とトークンを指定して、Feishu / Lark の文書(Docx、Doc、Sheet)の本文を丸ごと読みます。 Feishu アプリの資格情報

feishu_drive ツールセット

Feishu の文書コメント処理専用です。ドライブ上のファイルに対するコメントの読み書きを担当します。

ツール 説明 必要な環境
feishu_drive_add_comment Feishu / Lark の文書やファイルに、最上位のコメントを付けます。 Feishu アプリの資格情報
feishu_drive_list_comments Feishu / Lark のファイルに付いた文書全体へのコメントを、新しい順に並べます。 Feishu アプリの資格情報
feishu_drive_list_comment_replies Feishu のコメントスレッド(文書全体または選択範囲)への返信を一覧にします。 Feishu アプリの資格情報
feishu_drive_reply_comment Feishu のコメントスレッドに返信します。@ によるメンションも付けられます。 Feishu アプリの資格情報

file ツールセット

ツール 説明 必要な環境
patch ファイルの一部を狙って置き換えます。ターミナルの sed や awk の代わりに使ってください。あいまい一致(9 通りの方法)で探すので、空白や字下げの小さな違いでは失敗しません。統一形式の差分を返します。編集後には自動で構文検査を走らせます… —
read_file テキストファイルを行番号付き・ページ送りで読みます。ターミナルの cat や head、tail の代わりに使ってください。出力の形式は 'LINE_NUM\ CONTENT' です。見つからないときは似た名前のファイルを提案します。大きなファイルには offset と limit を使ってください。約 10 万文字を超える読み取りは行の区切りで打ち切られ、next_offset を返します。Jupyter のノートブック(.ipynb)、Word の文書(.docx)、Excel のブック(.xlsx)も… —
search_files ファイルの中身を検索したり、名前でファイルを探したりします。ターミナルの grep、rg、find、ls の代わりに使ってください。ripgrep を使っているので、シェルで同じことをするより高速です。中身の検索(target='content')は、ファイル内を正規表現で探します。出力の形式は、一致した行を… —
write_file ファイルに内容を書き込み、元の中身をすべて置き換えます。ターミナルの echo や cat のヒアドキュメントの代わりに使ってください。親のディレクトリは自動で作られます。ファイル全体を上書きするので、一部だけ直したいときは 'patch' を使ってください。すでにあるファイルには、先に read_file を呼んでください。そのタスクでファイル全体を読んだ記録も書いた記録も無い場合、あるいは読んだあとにディスク上でファイルが変わった場合、write_file は書き込みを断ります(ファイルはそのままです)。断られたら read_file で読み直し、内容を合わせてからやり直してください。.py / .json / .yaml / .toml など構文検査のある言語では自動で検査を走らせ、その書き込みで新しく生じたエラーだけを知らせます。 —

手元のファイルについては、伏せ字のない全体の読み取り(同じ版のファイルの全ページを含みます)、成功した write_file、全体を読んだファイルへの自分の patch のいずれかがあれば、ファイル全体の基準が手に入ります。そのあと一部だけを読み直しても、中身のバイトが変わらないかぎりこの基準は失われません。ほかの書き手がファイルを変えた場合、まだ読んでいない場合、全体を読まずに patch した場合、伏せ字や省略のある表示しか見ていない場合は、置き換える前にあらためて全体を読む必要があります。patch による部分的な編集はそのまま使えます。ターミナルのコマンドや execute_code から書き込んでも、write_file の基準にはなりません。

computer_use ツールセット

ツール 説明 必要な環境
computer_use cua-driver を通じて、背後でデスクトップを操作します。スクリーンショット(SOM / 視覚 / AX)、クリック・ドラッグ・スクロール・入力・キー操作・待機、list_apps、focus_app ができます。利用者のマウスカーソルやキーボードの入力先を奪いません。ツールを扱えるモデルなら何でも使えます。macOS、Windows、Linux に対応します。 $PATH に cua-driver があること(hermes tools から入れられます)。

image_gen ツールセット

ツール 説明 必要な環境
image_generate 利用者が設定したバックエンド(FAL.ai、OpenAI、OpenAI Codex の認証、xAI、Krea)を使って、文章から画像を作ったり(text-to-image)、既存の画像を編集・変換したり(image-to-image)します。画像を編集するなら image_url を、作風の参考にする画像があれば reference_image_urls を渡します。どちらも渡さなければ文章からの生成になります。モデルは利用者が設定するもので、エージェントからは選べません。画像の URL かローカルのパスをひとつ返します。 FAL_KEY / OPENAI_API_KEY / Codex の OAuth / xAI の OAuth / KREA_API_KEY

kanban ツールセット

登録されるのは、エージェントが (a) かんばんのディスパッチャーから起動された(環境変数 HERMES_KANBAN_TASK がある)とき、または (b) kanban ツールセットを明示的に有効にしたプロファイルで動いているときです。タスク単位で動くワーカーは、割り当てられたタスクのライフサイクル用ツールを使います。とりまとめ役のプロファイルには、さらに kanban_list や kanban_unblock のような盤の差配用ツールが加わります。一連の流れは かんばんによるマルチエージェント をご覧ください。

ツール 説明 必要な環境
kanban_show このワーカーに割り当てられている、いま進行中のかんばんタスク(題名、説明、コメント、依存関係)を表示します。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_list 条件で絞って盤のタスクを一覧にします。とりまとめ役専用で、ディスパッチャーが起動したタスクのワーカーには出てきません。 kanban ツールセットを持つプロファイル
kanban_complete 引き継ぎの内容(成果、成果物、残件)を構造化して添え、いまのタスクを完了にします。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_block 利用者への質問でいまのタスクを止めます。ディスパッチャーは処理を一時停止して質問を見せ、人が答えたら再開します。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_request_review summary、任意の構造化された metadata、任意のレビュアー用プロファイルを添えて、実装をレビュアーに渡します。同じタスクが review へ移るだけで、ブロックではないのでブロック回数の勘定にも影響しません。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_request_changes 実際に担当しているレビューに対するレビュアーの判定です。そのレビューを終了し、親タスクによる制御をかけ直したうえで、ブロックを使わずにタスクを元の実装者へ戻します。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_heartbeat 長くかかる処理の途中で進行中の合図を送り、ワーカーが生きていることをディスパッチャーに伝えます。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_comment 状態を変えずにタスクのスレッドへコメントを足します。途中でわかったことを共有するのに便利です。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_create いまのタスクから子タスクを展開します。とりまとめ役や、残件を切り出すワーカーが使います。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_link タスク同士を親 → 子の依存関係でつなぎます。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_unblock 止まっているタスクを、親がすべて終わっていれば ready へ、まだ開いている親があれば todo へ移します。とりまとめ役専用で、ディスパッチャーが起動したタスクのワーカーには出てきません。 kanban ツールセットを持つプロファイル
kanban_attach ファイルの中身をそのまま(base64 で)渡して、タスクに添付します。タスクの添付ディレクトリに実ファイルとして保存され、上限は 25 MB です。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_attach_url URL を渡してタスクにファイルを添付します。Hermes がサーバー側でダウンロードし、実ファイルとして保存します(上限 25 MB)。http と https の URL だけ使えます。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット
kanban_attachments タスクに添付されたファイルを一覧にします。id、ファイル名、content_type、サイズ、追加した人、ディスク上の絶対パスがわかります。 HERMES_KANBAN_TASK または kanban ツールセット

project ツールセット

デスクトップの プロジェクト(名前を付けた、複数のフォルダーをまとめた作業場)を操作するツールです。project ツールセットを有効にしたとき(主にデスクトップアプリやダッシュボードの画面)に登録されます。

ツール 説明 必要な環境
desktop_project プロジェクトに関する 3 つの操作を、ひとつの action で扱います。create はデスクトップのプロジェクト(名前を付けた作業場)を作り、このチャットをそこへ移します。path を渡せばリポジトリやフォルダーにひも付けられます。list はデスクトップのプロジェクトと、どれがいま有効かを表示します。switch は既存のプロジェクト(名前、slug、id のいずれかで指定)へこのチャットを移し、セッションの作業場所をそのプロジェクトの主フォルダーへ移します。 —

memory ツールセット

ツール 説明 必要な環境
memory セッションをまたいで残る記憶に、大事な情報を保存します。保存した記憶はセッション開始時のシステムプロンプトに現れます。これが、会話と会話のあいだで利用者や環境のことを覚えておく仕組みです。何を保存するか… —

catalog ツールセット

デスクトップアプリから始まったセッションで、接続先のバックエンドがどれであっても有効になります。CLI、TUI、hermes -z、cron、kanban、メッセージングのセッションには、設定の一覧に名前があっても与えられません。all にも含まれません。外すには agent.disabled_toolsets: [catalog] を指定します。

ツール 説明 必要な環境
manage_catalog デスクトップのセッション専用で、既定では tool_search の後ろに控えています(必要になったときに読み込まれます)。search は、query に合うカタログのプラグインとハブのスキルを(必要なら kind を 1 つに絞って)一覧表示し、id、kind、display、tier、platforms、installed(このチャットのプロファイルに入っているか)を返します。何も変更しません。install は items: [{kind, id}] を受け取り、項目ごとに 1 行(Install、Advanced、Skip)が並ぶ承認カードを 1 枚表示します。カタログが知らない id や、この OS では動かないプラグインは、理由を添えて失敗として表示されます。承認された行は、カタログで審査済みのコミットで、このチャットのプロファイル(または Advanced で選んだプロファイル)にインストールされます。停止リスト、セキュリティスキャン、その場での有効化は Plugins タブと同じなので、プラグインの MCP ツールとスキルは、そのプロファイルで開いているチャットですぐに使えます。結果には各行が connected(tools と skill 付き)、skipped、failed(detail 付き)、not_connected のどれになったかが並びます。失敗した行も、インストール済みやスキップの行と同じく待ち状態を終わらせます。また、インストールを実行すると、ディスク上にあって有効になっていないカタログのプラグインが有効になります。モデルがソース、コミット、プロファイル、設定を渡すことはできません。ほかの場所で呼ぶと、代わりに実行すべき hermes plugins install / hermes skills install のコマンドを返します。 —

session_search ツールセット

ツール 説明 必要な環境
session_search 手元のセッション DB に保存された過去のセッションを検索したり、ひとつのセッションの中をたどったりします。FTS5 を使った検索で、DB にある実際のメッセージを返します(LLM は呼びません)。使い方は 4 通りで、探す(query を渡す)、たどる(session_id と around_message_id を渡す)、読む(session_id だけ)、眺める(引数なし)です。探す場合は期間の指定(after/before — ISO 形式の日付か、7d、24h、2w のような相対指定)と、繰り返し探し直すための exclude_session_ids が使えます。 —

skills ツールセット

ツール 説明 必要な環境
skill_manage スキルを管理します(作成・更新・削除)。スキルは手順の記憶であり、繰り返し出てくる種類の仕事に対する、使い回せるやり方です。新しいスキルは ~/.hermes/skills/ に置かれ、既存のスキルは置いてある場所で編集できます。操作は create(SKILL.m… —
skill_view スキルを使うと、特定の仕事や手順についての情報に加えて、スクリプトやテンプレートも読み込めます。スキルの中身をすべて読み込むか、ひも付いたファイル(参考資料、テンプレート、スクリプト)を開きます。最初の呼び出しでは SKILL.md の中身と… —
skills_list 使えるスキル(名前と説明)を一覧にします。中身をすべて読むには skill_view(name) を使ってください。 —

terminal ツールセット

ツール 説明 必要な環境
process_manage terminal(background=true) で起動した背後のプロセスを管理します。操作は 'list'(すべて表示)、'poll'(状態と新しい出力を確認)、'log'(ページ送りで全出力)、'wait'(終わるか時間切れまで待つ)、'kill'(終了させる)、'write'(送… —
terminal Linux 環境でシェルのコマンドを実行します。ファイルシステムは呼び出しをまたいで残ります。長く動かすサーバーには background=true を指定してください。background=true と一緒に notify_on_complete=true を指定すると、処理が終わったときに自動で知らせが来ます(こちらから確認しにいく必要はありません)。さらに heartbeat=N(秒。最小 60)を足すと、前回以降に出た出力を持った知らせが定期的に届きます。マージの列やテスト一式のような、長いけれど終わりのある仕事で、失敗を終了時ではなく N 秒以内に気づくためのものです。新しい出力がない回の知らせは送られません。また、Desktop / TUI ではこの知らせで起きたことはやり取りの表示に出ず、エージェントの返答だけが表示されます。cat / head / tail は使わず read_file を、grep / rg / find は使わず search_files を使ってください。 —

desktop_ui ツールセット

Hermes のデスクトップアプリから始まったセッションで有効になります。つないでいる先が ローカル、SSH、URL、Hermes Cloud のいずれでもかまいません。CLI、TUI、 メッセージング、定時実行のセッションには出てきません。

ツール 説明 必要な環境
read_terminal Hermes デスクトップ GUI のアプリ内ターミナル(このチャットの隣にある埋め込みのシェル)に、いま表示されている内容を読みます。 —
close_terminal Hermes デスクトップ GUI で、背後のプロセス用に開かれている読み取り専用のターミナルタブを閉じます。プロセスは終了しません。タブと表示が消えるだけなので、止めたいときは process_manage(action='kill') を使ってください。 —
desktop_preview Hermes デスクトップアプリのチャット横にあるプレビュー画面を操作します。open はウェブの URL、localhost の開発サーバーの URL、ファイルのパスを開きます(HTML はその場で描画されます)。close は画面全体(url を省略)か、中のタブひとつ(URL かファイルのパスを指定)を閉じます。read はいま表示されている内容、つまりアプリ内ブラウザのページの文字(URL、題名、描画された文字。start/count でページ送りできます)か、ファイルや成果物のタブの素性を返します。 —
drive_preview アプリ内ブラウザで開いているページを操作します。elements はクリックや入力ができるものを、それぞれ名前になる参照(btn-sign-in や inp-email のようなもの)と役割・ラベル・値付きで洗い出します。そのうえで click、hover、type、scroll、press が参照に対して働き、back/forward/reload が画面の履歴を動かします。ポインターとキーボードは本物の入力なので、ホバーで開くメニューもちゃんと開きます。参照はページが移動するまで有効で、要素を作り直す再描画をまたいでも生きています。そのため最初に洗い出したあとは、どの操作もページ全体ではなく差分だけ、つまり何が増え、消え、変わり、つなぎ直されたかを返します。 —
annotate_preview アプリ内ブラウザで要素を枠で囲み、消すまで残します。drive_preview が作業中に出す一瞬の目印に対する、意図して置くほうの印です。add は参照に短いラベル付きで印を付け、remove はひとつ外し、clear はすべて外します。印は要素について動き、要素が消えれば一緒に消えるので、ページを移動すると消えます。 —
read_window_below Hermes デスクトップのウィンドウのすぐ下にある OS のウィンドウを特定します。アプリ名、題名、位置と大きさ(メタデータだけで、画素は一切扱いません)がわかります。macOS では、ほかのアプリの題名は画面収録の許可がすでに与えられている場合だけ見え、このツールから許可を求めることはありません。 —
focus_pane Hermes デスクトップアプリの画面(チャット、ファイル、ターミナル、レビュー、セッション)を表示して前面に出します。 —
react_to_message メッセージに絵文字ひとつでリアクションします。iMessage のタップバックのような見え方です。設定 → 外観(display.message_reactions)で有効にします。 —
gui_tour その場で案内をします。画面を暗くし、要素を強調し、説明の吹き出しを添えます(driver.js)。Hermes アプリ自身の UI でも、プレビュー画面で開いているページでも使えます。手順を付けずに start を呼ぶと、アプリ組み込みのツアーが流れます(preset は quick か full、既定は full)。自分で作るツアーでは、targets が画面にあるものを洗い出し、show が順に説明し、steps を付けた start が利用者に「次へ / 戻る」の操作を渡します。 —
show_tip 要素ひとつを、小さな色付きの吹き出しと矢印で指し示します。gui_tour の静かな兄弟で、画面は暗くならず、スポットライトも「次へ / 戻る」もありません。同じ data-tour の手がかりと、同じ tour(action='targets') による洗い出しを使います。 —
set_theme Hermes デスクトップアプリのアクセントカラー(色見本の id、theme、または #rrggbb)、ライト / ダーク / システムの表示モード、レイアウトのプリセット(Simple: sidebar-left、sidebar-right。Advanced: default、basic、focus、terminal-deck、quad。または保存したレイアウトの id)を設定します。結果には実際に適用した内容が入ります。知らない値を渡すと、使える id の一覧が返ってきます。picker(accent か layout)を指定すると、チャットに選択用のカードを表示し、利用者が選ぶまで最大 5 分待ちます。 —

案内ツアー

アプリをひととおり見て回るだけなら、手順を付けずに gui_tour(action='start') を呼ぶと、デスクトップアプリ組み込みのツアーが流れます。preset='quick' は基本の4か所(セッション、入力欄、新しいセッション、モデル)を案内し、preset='full'(既定)は今の画面モードに応じた案内先を足します。要素が画面にない案内先は飛ばされます。組み込みのツアーが動くのは surface='app' のときだけで、preset と steps は同時に指定できません。

自分で作るツアーでは、gui_tour ツールが案内する先を自分で見つけます。action='targets' を呼ぶと、画面上で指し示せる要素が、セレクター、ラベル、stable の印付きで返ってきます。安定したセレクターは素性(data-tour、id、data-testid、aria-label)を手がかりにするので再描画をまたいでも生き残ります。位置で指定する nth-child の経路は生き残らないので、安定したものが先に並び、そちらを選ぶのが良いやり方です。

要素に自分で消えない手がかりを付けるには、こう書きます。

<div data-tour="composer">…</div>

手がかりは呼び出し側ではなく基本部品のほうに付けるので、一度直せばすべての箇所に名前が付きます。すでにあるものは次のとおりです。

手がかり 何を指すか
overlay-nav 画面をかぶせる各経路(設定、定時実行、プロファイル、エージェント)の左側のナビゲーション
nav-<id> そのナビゲーションの 1 行 — nav-models、nav-appearance など
field-<schemaKey> 設定の 1 行を設定キーで指したもの — field-model、field-provider など
page-tabs PageSearchShell を使うページ(成果物、スキルなど)の絞り込みタブ
artifact-card 一覧に並ぶ成果物のカード

画面を足すときは、ひとつずつ印を付けるのではなく、共有している基本部品に同じやり方で印を付けてください。そうすれば案内で使う語彙が少なく保たれ、セレクターが腐るのも防げます。

同じ仕組みは、デスクトップアプリに用意された(エージェントによらない)案内も支えています。機能ごとに専用の手ほどきを同梱できます。


startTour([
  { selector: '[data-tour="composer"]', title: 'Composer', text: 'Type here.' },
  { selector: '[data-tour="files"]', title: 'Files', text: 'Browse your project.' }
])

途中の手順でアプリを対象のある場所へ移すこともでき、案内が終わると元に戻ります。

startTour([
  { navigate: '/artifacts', selector: '[data-tour="page-tabs"]', title: 'Filters', text: '…' },
  { pane: 'sessions', selector: '[data-slot="sidebar"]', title: 'Sessions', text: '…' }
])

navigate には経路のパスを、pane にはデスクトップの画面名を渡します。どちらもその手順に入った時点で実行され、あとから現れる対象は待ってくれます。案内を閉じると、どの経路からでも、Esc であっても、始めた場所へ戻ります。

2 番目の引数に 'preview' を渡すと、アプリではなくプレビュー画面のページを対象にできます。

ひとこと案内

ひとこと案内は、演出を省いたツアーの 1 手順です。吹き出しがひとつ、矢印がひとつ、覆いも無ければ、 めくるものもありません。「モデル名はボタンです」のように、対象を指さしながら伝えたほうが はっきりする一文にちょうどよい重さで、そのためにアプリ全体を暗くするのはやりすぎ、という場面のためのものです。

show_tip ツールは gui_tour(action='targets') が返すのと同じセレクターを取るので、 対象探しは両方で 1 回の呼び出しで済みます。前に挙げた消えない data-tour の手がかりも、 どちらからも対象を指せます。画面に出るひとこと案内は一度にひとつで、新しいものが前のものと入れ替わります。

アプリ自身もひとこと案内を出せます。組み込みの機能カタログを順にたどり、 通知というよりゲームのロード画面に出る豆知識くらいの間合いで見せます。起動から早くても 数分後、そのあとは 6 時間に 1 回まで、しかも本当に手が空いている瞬間だけです。 Hermes が出すひとことも同じ間合いを共有するので、出した時点で 6 時間は このローテーションが静かになります。ローテーションは一巡だけです。カタログの各項目は、 時間切れで消えても ✕ で閉じても一度ずつ出て、全部の出番が終わればアプリは黙ります。 設定の項目から、また一巡をやり直せます。

ひとこと案内もツアーも既定では有効で、設定 → 外観 (display.in_app_tips、display.in_app_tours)で切れます。切ると Hermes 側にも効きます。 この切り替えはつないでいるゲートウェイの設定にまで届き、ツールがモデルのスキーマから外れるので、 使ってはいけない画面のことをエージェントが知らされることはありません。スキーマの変更はどれもそうですが、 効くのは次のセッションからです。進行中の会話は始めたときのツールセットを保ち、 その間はアプリ側が呼び出しを断ります。

todo ツールセット

ツール 説明 必要な環境
todo_list いまのセッションの作業一覧を管理します。手順が 3 つ以上ある込み入った仕事や、利用者から複数の仕事を渡されたときに使います。引数なしで呼ぶと、いまの一覧を読めます。項目は入れ子にできます。項目の parent にほかの項目の id を入れると子の作業になり、画面では字下げした木構造で表示されます。 —

vision ツールセット

ツール 説明 必要な環境
vision_analyze AI の視覚機能で画像を解析します。視覚に対応した主モデルでは、画像の画素をそのままマルチモーダルのツール結果として返すので、モデルは次のターンでそれを直接見られます。文字だけのモデルでは、補助の視覚モデルが画像を説明し、その説明を文字として返します。ツールの呼び出し方はどちらでも同じです。 —

video ツールセット

任意で有効にするツールセットです(既定の hermes-cli の組には入っていません)。--toolsets video で足すか、設定の toolsets: に video を入れてください。

ツール 説明 必要な環境
video_analyze URL やファイルのパスから動画の内容を解析します。字幕、場面の切り分け、重要な時刻、見た目の説明がわかります。 —

video_gen ツールセット

任意で有効にするツールセットです(既定の hermes-cli の組には入っていません)。--toolsets video_gen で足すか、hermes tools → Video Generation から有効にしてください。後者ではバックエンド選びも案内されます。

バックエンドは plugins/video_gen/<name>/ 以下のプラグインとして提供されます。

  • xAI Grok-Imagine — 文章からの動画生成と画像からの動画生成(SuperGrok の OAuth か XAI_API_KEY)。
  • FAL.ai — Veo 3.1、Pixverse v6、Kling 3.0 / O3(FAL_KEY が必要)。
  • OpenRouter — OpenRouter の動画 API にある生成モデルすべて(Veo 3.1、Sora 2 Pro、Kling 3、Seedance 2、Wan 3、Hailuo 3、Grok Imagine、FLUX 3 Video など)。文章から、画像から、参考画像からの生成に対応し、カタログとモデルごとの上限はその場で取得します(OPENROUTER_API_KEY か、hermes auth add openrouter で追加した認証情報が必要で、料金は OpenRouter の残高から引かれます)。
  • DeepInfra — OpenAI 互換の videos エンドポイント越しに、video-gen のカタログをその場で取得します(DEEPINFRA_API_KEY が必要)。

video_generate ひとつで両方の作り方をまかないます。静止画を動かすなら image_url を渡し、文章だけから作るなら省きます。有効なバックエンドが適切なエンドポイントへ自動で振り分けます。image_generate と同じく、モデルは利用者が設定するもので(video_gen.model)、エージェントからは選べません。動画系のツールはどれも model の引数を取らないのです。ツールの説明文はセッション開始時に組み立て直され、有効なバックエンドが実際にできること(生成の種類、縦横比、解像度、長さの範囲、参考画像の上限、音声の対応)を反映します。バックエンドの作り方は 動画生成プロバイダーのプラグイン をご覧ください。

ツール 説明 必要な環境
video_generate 利用者が設定した動画生成のバックエンドを使って、文章から動画を作ったり(text-to-video)、静止画を動かしたり(image-to-video)します。画像を動かすなら image_url を渡し、文章だけから作るなら省きます。バックエンドは適切なエンドポイントへ自動で振り分けます。結果は video の項目に、HTTP の URL か絶対パスのどちらかで返ります。 有効な video_gen プラグインと、その資格情報(XAI_API_KEY、FAL_KEY など)
xai_video_edit xAI Imagine で既存の動画を編集します。この提供元に固有のもので、video_generate とは別です。video_url には、前回の Imagine の結果として得た公開 HTTPS の MP4 の URL を渡してください。 xAI Imagine の資格情報(SuperGrok の OAuth か XAI_API_KEY)
xai_video_extend xAI Imagine で既存の動画を延長します。この提供元に固有のもので、video_generate とは別です。video_url には、前回の Imagine の結果として得た公開 HTTPS の MP4 の URL を渡してください。 xAI Imagine の資格情報(SuperGrok の OAuth か XAI_API_KEY)

web ツールセット

ツール 説明 必要な環境
web_search ウェブで情報を検索します。既定では最大 5 件を、題名・URL・説明付きで返します。任意で limit(1〜100、既定 5)を指定できます。検索語はそのまま設定したバックエンドへ渡すので、site:domain、filetype:pdf、intitle:word、-term、"exact phrase" といった演算子は、バックエンドが対応していれば使えます。 EXA_API_KEY か PARALLEL_API_KEY か FIRECRAWL_API_KEY か TAVILY_API_KEY か PERPLEXITY_API_KEY か KEENABLE_API_KEY
web_extract ウェブページの URL から内容を取り出します。マークダウンや素の文字として、余計なもののないページの中身を返します(LLM による要約はしないので高速です)。PDF の URL(arXiv の論文や文書)にも使えるので、PDF のリンクをそのまま渡してください。文字数の上限(既定 15000)に収まるページは丸ごと返り、それより大きいページは先頭と末尾を抜き出したうえで、ディスクに保存した全文の場所を末尾に示します。1 回につき URL は 5 つまでです。 EXA_API_KEY か PARALLEL_API_KEY か FIRECRAWL_API_KEY か TAVILY_API_KEY か PERPLEXITY_API_KEY か KEENABLE_API_KEY

x_search ツールセット

ツール 説明 必要な環境
x_search xAI の Responses に組み込まれた x_search を使って、X(Twitter)の投稿・プロフィール・スレッドを検索します。いま何が話されているか、どんな反応や主張があるかを、公開されている X から読み取るだけの用途向けで、一般のウェブページ向けではありません。投稿、返信、いいね、DM、メディアのアップロード、削除、ログイン中のアカウントの確認はできません。それらには認証された別の X API の口(たとえば xurl スキル)が必要です。既定では無効で、hermes tools → 🐦 X (Twitter) Search から有効にします。スキーマが登録されるのは xAI の資格情報を設定しているときだけです(check_fn による判定)。 XAI_API_KEY または xAI Grok の OAuth(SuperGrok / Premium+)でのログイン

tts ツールセット

ツール 説明 必要な環境
text_to_speech 文章を読み上げの音声に変換します。MEDIA: で始まるパスを返し、各プラットフォームがそれを音声メッセージとして届けます。Telegram ではボイスの吹き出しとして、Discord や WhatsApp では音声の添付として再生されます。CLI では ~/voice-memos/ に保存します。声と提供元は… —

discord ツールセット

hermes-discord のプラットフォーム用ツールセットに登録されます(ゲートウェイのみ)。メッセージング用アダプターと同じボットのトークンを使います。

ツール 説明 必要な環境
discord Discord のサーバーを読み、やり取りに参加します。操作には search_members、fetch_messages、send_message、react、fetch_channel、list_channels などがあります。 DISCORD_BOT_TOKEN

discord_admin ツールセット

hermes-discord のプラットフォーム用ツールセットに登録されます。管理の操作には、ボット側に対応する Discord の権限が必要です。

ツール 説明 必要な環境
discord_admin REST API から Discord のサーバーを管理します。ギルド・チャンネル・ロールの一覧、チャンネルの作成 / 編集 / 削除、ロールの付与、タイムアウト、キック、BAN ができます。 DISCORD_BOT_TOKEN とボットの権限

hermes-yuanbao ツールセット

hermes-yuanbao のプラットフォーム用ツールセットでのみ登録されます。Yuanbao はテンセントのチャットアプリで、これらのツールはその DM・グループ・スタンプの API を操作します。

ツール 説明 必要な環境
yb_query_group_info グループ(アプリ内では「派 / Pai」と呼ばれます)の基本情報、つまり名前・オーナー・人数を調べます。 Yuanbao の資格情報
yb_query_group_members グループのメンバーを調べます(@ のメンション、名前からの人探し、ボットの一覧に使います)。 Yuanbao の資格情報
yb_send_dm グループ内の相手に個別のメッセージを送ります。メディアのファイルも添えられます。 Yuanbao の資格情報
yb_search_sticker Yuanbao に組み込まれたスタンプ(TIM face)のカタログを、キーワードで検索します。 Yuanbao の資格情報
yb_send_sticker 組み込みのスタンプを、いまの Yuanbao のチャットへ送ります。 Yuanbao の資格情報