Hermes Agent Wiki 非公式・日本語wiki
この skill をそのまま使う: GitHub で原文を見る

英語原文・frontmatter 込みで、Hermes が読み込む実体そのままです(このページの本文は日本語版)。

Decision Questionnaire

目次

自分では答えの出せない決めごとを質問票にします。

skill の情報

提供元 追加インストール — hermes skills install official/productivity/decision-questionnaire で導入します
パス optional-skills/productivity/decision-questionnaire
バージョン 1.0.0
作者 Matt Pocock (mattpocock/skills, to-questionnaire) + Hermes Agent
ライセンス MIT
対応プラットフォーム linux, macos, windows
タグ questionnaire, decision, async, stakeholder, discovery, communication
関連 skill meeting-action-items, document-to-action-items

参考: SKILL.md 全文

Decision Questionnaire

利用者ひとりでは答えられないことを、質問票に変えます。相手にひとりで非同期に 記入してもらうか、打ち合わせの場で一緒に埋めていくための Markdown 文書です。相手は 利用者が持っていない知識を持っています。質問票は、それを引き出すための道具です。

mattpocock/skills の MIT ライセンスの to-questionnaire skill を移植したものです。

こんなときに使います

  • 判断が、他の誰か(その分野の専門家、関係者、取引先の担当、運用チーム)の持つ事実や

判断待ちで止まっているとき

  • 利用者が「これは X に聞かないと」と言っている、あるいは誰かの返答待ちで判断を先送りし

続けているとき

  • 具体的な答えを持ち帰る必要のある打ち合わせに備えるとき

答えが手元の環境(コードベース、ドキュメント、Web)から分かる場合には使わないでください。 まず自分で調べます。

基本の考え方: 相手ではなく送り方について聞く

利用者は中身についての質問に答えられません。だからこそ質問票を作るのです。一方で、 送り方についての質問にはいつでも答えられます。聞くのはそこだけにして、短いやりとりを 2回だけ行います。

  1. 誰に送るのか。 役割、専門、利用者との関係です。ここで質問票の口調と、どれだけ

前提を書き添えるべきかが決まります。相手が誰で、利用者の知らない何を知っているのかが 分かれば完了です。

  1. 何を持ち帰りたいのか。 利用者ひとりでは決められない具体的な判断や事実です。

これを終えたときに利用者が何をできる・決められる状態になっていればよいのか、 その一覧がそろえば完了です。

そのうえで質問票を書きます。相手が知っていることと利用者に必要なことの差を狙った 質問を、下の構成に従って書き起こします。作業中のディレクトリに decision-questionnaire-<slug>.md として書き出し(slug は話題から取ります)、絶対パスを 報告してください。ファイルができていて、手順2で挙げた項目がすべてどれかの質問で カバーされていれば完了です。

文書の構成

聞き取りのための質問票として組み立てます。前提を欠いているのは利用者のほうで、 それを持っているのが相手です。質問は大事なものから順に並べます(非同期では一往復しか できないこともあります)。数が増えてきたら、テーマごとに ## の見出しでまとめます。

ひな形です。

# <Questionnaire title>

**Purpose:** why this questionnaire exists and the decision riding on it.

**From:** <the user> · **To:** <the recipient> ·
**How your answers will be used:** <where they go>

## Context

One paragraph orienting a recipient who wasn't in the user's head. Enough
to answer well, not a page.

## How to answer

Deadline and rough effort. Partial answers and "I don't know" are useful:
flag anything you're unsure of rather than skipping it.

## <Theme heading>

### <One question — a single idea, never compound>

_Why this matters: <one line, only where the question could be misread or
invite a throwaway answer>._

>

## Anything else?

A closing catch-all: anything we didn't ask that we should know?

質問には必ず、そのすぐ下に答えを書き込む欄(>)を付けます。

つまずきやすいところ

  1. 中身について利用者を問い詰めてしまう。 答えられないからこの文書を作るのです。

聞くのは送り方についてだけにします。

  1. 複数の論点を1つの質問に混ぜてしまう。 質問1つにつき論点は1つです。「〜と〜」

「〜または〜」でつながった質問は分けてください。

  1. いちばん重要な質問を埋もれさせてしまう。 大事なものから先に。非同期の相手は

途中で息切れします。

  1. 前提を書きすぎてしまう。 経緯の全部ではなく、状況が分かる1段落にします。
  2. 意味の取りづらい質問に「なぜ聞くのか」の一行を付け忘れる。 その一行が、

投げやりな答えを役に立つ答えに変えます。ただし、もともと誤解の余地がない質問には 付けないでください。

確認

  • [ ] 書き始める前に、2回のやりとりで相手の役割・知識と必要な成果をつかんだ
  • [ ] 手順2の項目が、それぞれ少なくとも1つの質問でカバーされている
  • [ ] 質問は論点1つずつ、大事なものから順、答えを書き込む欄がある
  • [ ] ファイルを書き出し、絶対パスを利用者に伝えた