Mpp Agent
目次
Machine Payments Protocol (MPP) で HTTP 402 の API に支払います。
skill の情報
| 提供元 | 追加インストール — hermes skills install official/payments/mpp-agent で導入します |
| パス | optional-skills/payments/mpp-agent |
| バージョン | 0.1.0 |
| 作者 | Teknium (teknium1), Hermes Agent |
| ライセンス | MIT |
| 対応プラットフォーム | linux, macos |
| タグ | Payments, MPP, HTTP-402, Tempo, Stripe |
| 関連 skill | stripe-link-cli, stripe-projects |
参考: SKILL.md 全文
MPP Agent Skill
Machine Payments Protocol(MPP、https://mpp.dev)のクライアントをまとめた skill です。HTTP 402 Payment Required を返すサーバーに対して、Hermes がリクエストごとに料金を支払って API を使えるようになります。
クライアントは 3 種類あり、いずれも npm で配布されています。用件を満たせるもののうち、いちばん軽いものを選んでください。Windows 向けの決済まわりの整備が進むまでは [linux, macos] に限定しています。
使うとき
- 販売側の API が
www-authenticateヘッダー付きでHTTP 402を返し、応答を記録するだけでなく実際に支払いたいとき。 - 「リクエストごとに支払いたい」「エージェント用のウォレットを用意したい」「Tempo / Privy / AgentCash を使いたい」と言われたとき、あるいは MPP で値付けされたサービスを探したいとき。
- Stripe Link での支払いから Shared Payment Token(SPT)が発行され、それを 402 のチャレンジに添える必要があるとき。この流れでは
link-cli mpp payを優先してください(stripe-link-cliskill を参照)。
クライアントの選び方
| ツール | 使いどころ | 準備 |
|---|---|---|
link-cli |
すでに Stripe Link を設定済み、または 402 のチャレンジが method="stripe" を示している |
stripe-link-cli skill を参照 |
| Tempo Wallet | 支出の制限やサービスの検索がある MPP のサービス | tempo wallet login |
| Privy Agent CLI | 複数チェーン対応のウォレット、ブラウザからの入金 | privy-agent-wallets login |
| AgentCash | 値付け済みの API 300 種類以上を USDC.e の残高ひとつで使う | npx agentcash onboard |
mppx |
開発と不具合の調査向け。依存が最小 | npm install -g mppx のあと mppx account create |
既定の選び方: すでに Stripe Link を設定してある、または 402 のチャレンジが method="stripe" を指定しているなら link-cli mpp pay(stripe-link-cli skill)を使います。それ以外なら、単発の有料呼び出しや調査には mppx、支出の制限を継続して効かせたい場合は Tempo Wallet を選んでください。
事前に必要なもの
PATHの通った Node.js 20 以降- 入金済みのウォレット(Tempo / Privy / AgentCash)か、
mppxのアカウント - Tempo / Privy / AgentCash の場合は、それぞれの導入用 skill に従ってください:
https://tempo.xyz/SKILL.mdhttps://agents.privy.io/skill.mdhttps://agentcash.dev/skill.md
どれかを選んだら、web_extract でその SKILL.md を取得してください。
手順(mppx。いちばん手早い道筋)
コマンドはすべて terminal ツールから実行します。
1. インストールしてアカウントを作る
npm install -g mppx
mppx account create発行されたアカウントの認証情報は、CLI が指示する場所に保管してください(CLI が自身の設定として書き出します。エージェントの記録に貼り付けないでください)。
2. 販売側の 402 チャレンジを確かめる
URL を渡されたら、まず叩いてみて本当に MPP に対応しているかを確認します:
curl -i <url>本物の MPP の 402 は次のような形です:
HTTP/1.1 402 Payment Required
www-authenticate: tempo amount=0.1 currency=...3. リクエストに支払う
mppx <url>GET 以外のメソッドや、リクエストの本文を送る場合:
mppx <url> --method POST --data '<json>'mppx は 402 のチャレンジと認証情報のやり取りを自動でこなし、成功すると販売側の本来の応答をそのまま表示します。
4. 領収の記録を確認する
mppx は領収のヘッダーを自動で添えます。中身を見るには:
mppx <url> -v手順(Tempo Wallet)
https://tempo.xyz/SKILL.md にある Tempo Wallet の skill が正式な案内です。web_extract で取得して、その内容に従ってください。要点は次のとおりです:
tempo wallet login
tempo wallet pay <url>支出の制限とサービスの検索は、https://wallet.tempo.xyz のウォレット画面にあります。
落とし穴
method="stripe"のないHTTP 402は Stripe Link では支払えません。 チャレンジが Tempo など別の方法しか示していない場合は、mppx(または手元のウォレットに合ったもの)を使ってください。Link では拒否されます。逆にmethod="stripe"が示されているなら、stripe-link-cliskill 経由の Link を優先し、承認済みのカードから支払うようにします。- 1 つのヘッダーに複数のチャレンジが並ぶことがあります。
www-authenticateに複数の方法(たとえばtempo, stripe)が載る場合があります。Link CLI のmpp decodeは Stripe のほうを、mppxは Tempo のほうを選びます。どれが「正解」ということはなく、入金済みのウォレットに合わせて選んでください。 - 金額が 0 のチャレンジ。 MPP のエンドポイントには
$0.00を請求し、証明用の認証情報だけを求めるものがあります。これは入金済みのウォレットがなくても通ります。「壊れている」と判断して断らないでください。 - ウォレットの鍵をエージェントの文脈に入れないこと。 4 つのクライアントはいずれも、鍵を自身の設定ディレクトリに保管します(Privy の場合はセッションごとの一時的な鍵ペアを生成します)。
catやread_fileで読み出さないでください。 - サーバー側の MPP は別の skill です。 自分の API に 402 を組み込みたいという相談には、この skill は合いません。https://mpp.dev/quickstart/server と
mppx/nextjs/mppx/hono/mppx/express/mppx/elysiaのミドルウェアを案内してください。専用のmpp-serverskill は今後追加されるかもしれません。
確認
mppx --version && mppx account list終了コードが 0 なら、インストール済みでアカウントもある状態です。