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スラッシュコマンド早見表

目次

Hermes のスラッシュコマンドには 2 つの入口があり、どちらも hermes_cli/commands.py の中心的な COMMAND_REGISTRY から動いています。

  • 対話型 CLI のスラッシュコマンドcli.py が受け持ち、登録内容から補完候補が出ます
  • メッセージングのスラッシュコマンドgateway/run.py が受け持ち、ヘルプ文とプラットフォームのメニューが登録内容から作られます

インストール済みのスキルも、両方の入口で動的なスラッシュコマンドとして出てきます。同梱の /plan もそのひとつで、プラン モードを開き、作業中のワークスペースやバックエンドの作業ディレクトリを基準に .hermes/plans/ へマークダウンの計画を保存します。

権限と管理者・一般ユーザーの分け方

ユーザーごとの許可リストを持てるメッセージング プラットフォーム(Telegram、Discord、Slack、Matrix、Mattermost、Signal、…)では、スラッシュコマンドを 2 段階に分けられます。管理者は登録済みのコマンドをすべて使えて、一般ユーザーuser_allowed_commands に並べた名前だけ(それに加えて、いつでも使える /help/whoami)を使えます。設定は ~/.hermes/gateway-config.yaml にある各プラットフォームの extra: ブロックの中で、allow_admin_fromuser_allowed_commands(グループ向けには group_allow_admin_from / group_user_allowed_commands)を書きます。

書き方の例は各プラットフォームのページにあります。構造はどのプラットフォームでも同じです。

ある範囲で allow_admin_from を設定していない場合、その範囲は制限なしの従来どおりの動きのままです。許可されたユーザーは全員がすべてのコマンドを実行できます。

対話型 CLI のスラッシュコマンド

CLI で / と打つと補完メニューが開きます。組み込みコマンドは大文字小文字を区別しません。

セッション

コマンド 説明
/new [name](別名: /reset 新しいセッションを始めます(セッション ID と履歴が新しくなります)。[name] を付けると最初のセッション名になります。たとえば /new my-experiment なら my-experiment という名前が付いた新しいセッションが開き、あとから /resume/sessions で見つけやすくなります。末尾に now--yes-y を足すと確認ダイアログを飛ばせます(例: /reset now/new --yes my-experiment)。
/clear 画面を消して新しいセッションを始めます
/history 会話の履歴を表示します(/timestamps の設定に従います)
/save いまの会話を保存します
/prompt(別名: /compose 次に送るプロンプトを、その場の入力欄ではなく $EDITOR(マークダウン)で書きます。長い文章、複数行、体裁を整えたいプロンプトに向いています。
/retry 直前のメッセージをもう一度エージェントに送ります
/undo 直前のユーザーとアシスタントのやり取りを取り消します
/title いまのセッションに名前を付けます(使い方: /title My Session Name)
`/compress [here [N] \ focus topic]` 会話の文脈を手動で圧縮します(記憶を書き出してから要約)。/compress here [N] は直近 N 往復(既定は 2)だけをそのまま残し、それ以外をまとめます。どこで区切るかを自分で決められます。焦点となる話題を付けると、全体要約で何を残すかを絞り込めます。
/rollback ファイルのチェックポイントを一覧表示、または復元します(使い方: /rollback [number])
`/diff [staged\ all\ session] [--stat] [path...]` 作業ディレクトリの git の変更を表示します。既定はステージしていない変更と未追跡ファイルです。staged はコミット待ちの内容、all は HEAD からの全変更、session はここで Hermes が変えたものすべての累積差分(保持している最古のチェックポイントを起点にします。チェックポイントを有効にしている必要があります。/rollback diff <N> と補い合います)を出します。--stat は変更ファイルの一覧だけを出し、パスを渡すと差分の範囲を絞れます。
`/snapshot [create\ restore <id>\ prune](別名: /snap`) Hermes の設定と状態のスナップショットを作成・復元します。create [label] で保存、restore <id> でその時点へ戻し、prune [N] で古いものを削除します。引数なしなら一覧が出ます。データベースの復元は SQLite のバックアップ API 経由で書き込むので、動いているプロセス(ゲートウェイ、ダッシュボード)からも安全に復元後のデータが見えます。ほかのプロセスがデータベースを掴んだままでこの経路が失敗したときは、壊す危険を冒さずに復元を中止します。掴んでいるプロセスを止めてからやり直してください。
/stop 動いているバックグラウンド処理をすべて終了します
/queue <prompt>(別名: /q 次のターンに回すプロンプトを積んでおきます(いま返答中のエージェントは止めません)。
/steer <prompt> 実行の途中でメモを差し込み、次のツール呼び出しのあとにエージェントへ届けます。中断もせず、新しいユーザーのターンも作りません。いま動いているツールが終わった時点で、その結果の末尾に文章が足されます。ツールを呼ぶ流れを崩さずに新しい情報を渡せます。作業の途中で方向を促したいときに使います(たとえばテストを走らせている最中に「認証まわりに集中して」と伝える)。
/goal <text> Hermes がターンをまたいで目指し続ける目標を設定します。いわゆる Ralph ループの Hermes 版です。毎ターンのあとに補助の判定モデルが目標の達成を判断し、まだなら Hermes が自動で続けます。サブコマンドは /goal status/goal pause/goal resume/goal clear。既定の上限は 20 ターン(goals.max_turns)で、ユーザーが実際にメッセージを送ると継続ループより優先され、状態は /resume をまたいでも残ります。ひととおりの流れは 持続する目標 にあります。
/subgoal <text> 動いている目標に、ループの途中で自分の判断基準を足します。継続用のプロンプトはすべてのサブ目標をそのままエージェントに伝え、判定モデルも DONE / CONTINUE の判断に加味します。つまり、元の目標すべてのサブ目標が揃うまで完了になりません。サブコマンドは /subgoal(一覧)、/subgoal remove <N>/subgoal clear/goal が動いていることが前提です。
/heartbeat every <interval> <prompt>(別名: /hb 決まった間隔でこのセッションへ普通のユーザーのターンとして入り直すプロンプトを設定します。手が空いていて、かつ間隔が過ぎたときに動きます(最短 60 秒。取りこぼした分はまとめて 1 回になります)。サブコマンドは /heartbeat status/heartbeat pause/heartbeat resume/heartbeat clear。このセッションの中だけで動くので、独立して確実に動かしたいなら hermes cron を使ってください。セッション ハートビート も参照してください。
/refine [focus] 記憶とスキルを自己改善するバックグラウンドの見直しを、ターン後の自動実行を待たずにその場で走らせます。焦点となる文章を添えると見直しの向きを促せます(例: /refine save the deploy workflow as a skill)。会話のスナップショットに対してバックグラウンドの分身が動くので、実行中のセッションとプロンプト キャッシュには触れません。終わったら結果が届きます。
/review [instructions] 独立した全権限のレビュー用サブエージェントを立ち上げ、いま話していた成果物をレビューさせます。PR でもコードでもドキュメントでも、直近 10 件のチャットで触れたものなら対象になります。バックグラウンドで調べ(PR を開き、差分を読み、コードを走らせ)、レビュー全文がバックグラウンド サブエージェントの完了としてこのセッションに戻り、主エージェントがそれを踏まえて動けます。レビュー専用のモデルを固定したいときは config.yaml の auxiliary.review を使います(既定はメインのモデル)。サブエージェントへの委譲 も参照してください。
/moa <prompt> プロンプトを 1 つ、既定の Mixture of Agents プリセットで処理してから、いまのモデルに戻します。その場かぎりの実行で、セッションのモデルは変わりません。
/resume [name] 名前を付けておいたセッションを再開します
/sessions(TUI での別名: /switch 従来型の CLI では、過去のセッションを対話的な一覧から選んで再開します。TUI では、いま開いている TUI セッションの切り替え画面が出ます。TUI で /sessions new と打つと、その場でもう 1 つセッションを立ち上げられます。
/egress [status] Docker の送信プロキシの状態を表示します。有効か、設定済みか、動いているか、認証情報の出どころ、トークンの対応付け、まだ通せていないプロバイダー、次にやることが出ます。CLI、TUI、デスクトップのチャット、メッセージング ゲートウェイのいずれでも使えます。
/redraw 画面をすべて描き直します(tmux のサイズ変更やマウス選択のあとで表示が崩れたときに直せます)
/status セッションの情報を表示します。モデル、プロバイダー、プロファイル、セッション ID、作業ディレクトリ、名前、作成・更新の時刻、トークンの合計、エージェントが動いているかどうか。続けて手元で作るセッションの振り返りが出ます(直近のユーザーとアシスタントのターン数、ツール結果の数、よく使ったツール、最近触れたファイル、最新のプロンプト、最新の返答)。振り返りはメモリ上の会話から手元で計算するので、LLM は呼ばず、プロンプト キャッシュにも影響しません。
/context [all](別名: /ctx 文脈の使用量を目に見える形で分けて出します。CLI と TUI では 5×20 のマス目(1 マスがモデルの窓のおよそ 1%)と、推定の内訳表が出ます。システム プロンプト、ツール定義、ルール、スキル索引、MCP、サブエージェント、記憶、会話と、空き容量の比較です。メッセージング プラットフォームでは、自動圧縮のしきい値と残り、圧縮の実績、累計の処理量、そして同じ内訳表が文字だけで出ます。/context all を付けるとスキルごと・ツールセットごとのコストも並びます(索引のコストと SKILL.md 読み込みのコスト、ツールセットごとのスキーマのトークン数)。読み取りだけで手元の計算なので、LLM は呼ばず、プロンプト キャッシュにも影響しません。
/agents(別名: /tasks いまのセッションで動いているエージェントとタスクを表示します。
/bg <prompt> 別のバックグラウンド セッションでプロンプトを実行します。エージェントが独立して処理するので、いまのセッションはほかの作業に使えます。終わると結果がパネルで出ます。CLI のバックグラウンド セッション も参照してください。
/btw <question> いまの会話について、進行を止めずに短い質問をします。読み取り専用の会話スナップショットに対して補助の LLM が 1 回だけ答えるので、実行中のセッションの履歴とプロンプト キャッシュには触れず、そのターンも走り続けます。まっさらな文脈で別の作業をしたいなら /bg を使ってください。
/branch [name](別名: /fork いまのセッションを枝分かれさせます(別の道を試せます)
`/worktree [new [name]\ list]` CLI 専用。 セッションの途中で、独立した git のワークツリーを見たり作ったりします(Copilot CLI の /worktree new に着想を得ています)。/worktree だけなら今のワークツリーを表示、/worktree list はリポジトリのワークツリー一覧、/worktree new [name].worktrees/ の下にワークツリーを作り(worktree_sync に従って、取得し直したリモートの先端から枝分かれします)、セッションのターミナルとファイル操作をそちらへ向け直します。名前を付けたものは hermes/<name> ブランチになり、付けない場合は hermes-<id> という無作為な名前になります。終了時、まだ push していないコミットがある場合だけワークツリーが残ります。hermes -w と同じ扱いです。Git ワークツリー も参照してください。
/handoff <platform> CLI 専用。 いまのセッションをメッセージング プラットフォーム(Telegram、Discord、Slack、WhatsApp、Signal、Matrix)へ引き継ぎます。ゲートウェイがすぐに受け取り、スレッドを持つプラットフォーム(Telegram のトピック、Discord のテキスト チャンネルのスレッド、Slack のメッセージに紐づくスレッド)では新しいスレッドを作り、宛先を CLI の session_id に結び直して発言者つきの記録をすべて再生し、さらに疑似的なユーザーのターンを作って、新しい場所で動いていることをエージェントに確認させます。成功すると CLI は /resume の案内を出してきれいに終了します。あとから /resume <title> でいつでも手元に戻せます。ターンの途中では受け付けません。ゲートウェイが動いていること、そして引き継ぎ先のプラットフォームでホーム チャンネルを設定していること(引き継ぎ先のチャットで /sethome)が必要です。プラットフォームをまたぐ引き継ぎ も参照してください。
`/journey [list\ delete <id>\ edit <id>](別名: /learning/memory-graph`) 覚えたスキルと記憶をたどる学習の歩みを時系列で開きます。従来型の CLI、TUI の重ね表示、デスクトップ アプリ(Star Map パネル)で使えます。メッセージング プラットフォームでは使えません。学習の歩み も参照してください。

設定

コマンド 説明
/config いまの設定を表示します
/model [model-name] いまのモデルを表示、または切り替えます。使える形は /model claude-sonnet-4/model provider:model(プロバイダーごと切り替え)、/model custom:model(独自のエンドポイント)、/model custom:name:model(名前を付けた独自プロバイダー)、/model custom(エンドポイントから自動判別)、それに自分で決めた別名(/model fav/model grokモデルの別名を自分で決める を参照)です。オプションは、--global で config.yaml に保存、--session でこのセッションだけに限定、--once で次のターンだけ適用、--refresh でプロバイダーのモデル一覧を取り直し、--provider <name> でバックエンドを切り替え(--global を付けない限りこのセッションだけ)。単に /model <name> と打った場合は、model.persist_switch_by_default: true を設定していない限りこのセッションだけの変更です。対話的な選択画面: 引数なしで /model と打つとプロバイダー → モデルの選択画面が開きます。モデル一覧では文字を打って絞り込めます(たとえば grok と打つと該当するモデルだけになります)。Backspace で 1 文字消し、Esc で絞り込みを解除(または画面を閉じます)。選択は必ず 1 つの具体的なモデルに決まります。絞り込みは一覧を狭めるだけで、勝手に推測はしません。注意: /model で切り替えられるのは、すでに設定済みのプロバイダーの間だけです。新しいプロバイダーを足すには、セッションを抜けてターミナルで hermes model を実行してください。費用の注意: 会話の途中でモデルを変えるとプロンプト キャッシュが作り直しになります。キャッシュのキーにモデルが含まれるので、次のターンでは会話全体を、約 75% 引きのキャッシュ価格ではなく入力の正価で読み直します。仕組み上避けられませんが、長いセッションでは知っておくと安心です。
`/codex-runtime [auto\ codex_app_server\ on\ off]` OpenAI や Codex のモデル向けに、任意で使える Codex app-server ランタイム を切り替えます。auto(既定)は Hermes 標準のチャット補完を使い、codex_app_servercodex app-server のサブプロセスにターンを渡して、ネイティブのシェル、apply_patch、ChatGPT のサブスクリプション認証、移行済みの Codex プラグインを使えるようにします。次のセッションから有効になります。
/personality あらかじめ用意された人格を設定します。/personality none(または default / neutral)で人格を外し、素の動きに戻します。
/verbose ツールの進捗表示を切り替えます(off → new → all → verbose)。設定でメッセージングでも有効にできます
`/focus [on\ off\ status]` 集中表示の切り替えです。表示だけを絞り、自分のプロンプトと最終的な返答だけを見せます。/verbose と組み合わさり、有効にするとツールの進捗表示が off になり、それまでのモードを覚えておいて /focus off で元に戻します。ターンの終わりには控えめな案内(⋯ 7 tool lines hidden · /focus off to show)が出て、ステータス バーには ◉ focus のバッジが残るので、絞った表示であることがいつでも分かります。モデルに送る内容は何も変わりません。詳細は隠れるだけで、捨てられることはありません。
`/fast [normal\ fast\ status]` 高速モード(OpenAI の Priority Processing、Anthropic の Fast Mode)を切り替えます。指定できるのは normalfaststatus です。
`/reasoning [level\ show\ hide\ full\ clamp] [--global]` 推論の深さと表示を管理します。深さには none / minimal / low / medium / high / xhigh / max / ultra があります。show / hide(または on / off)で推論の表示を切り替え、fullclamp で見せ方を調整します。--global を付けると深さを設定ファイルに保存します。
/skin 表示のスキンやテーマを表示、または変更します
/export [profile] [-o out.tar.gz] CLI 専用。 プロファイルを共有できる .tar.gz にまとめます。スキル、記憶、ペルソナ、cron、プラグイン、設定に加えて、デスクトップからならテーマとレイアウトも入ります。認証情報(auth.json.env)は取り除かれます。既定では作業中のプロファイルを、いまのディレクトリに <name>.tar.gz として書き出します。hermes profile export と同じ書庫です。版を付けて更新もできる形で配りたいときは、プロファイルの配布 を使ってください。
/import <archive.tar.gz> [--name <name>] CLI 専用。 プロファイルの書庫を新しいプロファイルとして取り込みます。--name を付けない限り、名前は書庫から推測します。既存のプロファイルへの上書きは拒否し、default としての取り込みもできません。名前が空いていればシェルのラッパーも作ります。プロファイル ファイルの書き出しと取り込み も参照してください。
/statusbar(別名: /sb 文脈とモデルを出すステータス バーの表示を切り替えます
`/battery [on\ off\ status]` ステータス バーの先頭に、色分けした電池残量を出すかどうかを切り替えます(既定はオフ。電池がない環境では何も起きません)。
`/voice [on\ off\ tts\ status]` CLI の音声モードと読み上げを切り替えます。録音は voice.record_key(既定: Ctrl+B)で始めます。
/yolo YOLO モードを切り替えます。危険なコマンドの確認をすべて飛ばします。
`/approvals [manual\ smart\ off]` 危険なコマンドをどう承認するかの設定を表示、または変更します。
`/footer [on\ off\ status]` 最終返答に付くゲートウェイの実行情報(モデル、文脈の使用率、作業ディレクトリ)の表示を切り替えます。
`/busy [queue\ steer\ interrupt\ status]` Hermes が作業中にメッセージを送ったときの動きを決めます。積んでおく、途中で方向を促す、すぐ中断する、のいずれかです。CLI とメッセージング ゲートウェイの両方で使えます。
`/indicator [kaomoji\ emoji\ unicode\ ascii]` CLI 専用。TUI の作業中インジケーターの見た目を選びます。
`/timestamps [on\ off\ status]` CLI 専用。メッセージと /history[HH:MM] の時刻を出すかどうかを切り替えます。
`/wake [on\ off\ status]` CLI 専用。「Hey Hermes」の呼びかけ待ち受けを切り替えます。

ツールとスキル

コマンド 説明
`/tools [list\ disable\ enable] [name...]` ツールを管理します。使えるツールの一覧を出したり、このセッションで特定のツールを無効・有効にしたりできます。無効にするとエージェントの道具立てから外れ、セッションが作り直されます。
/toolsets 使えるツールセットを一覧表示します
`/browser [connect\ disconnect\ status]` 手元の Chromium 系ブラウザーとの CDP 接続を管理します。connect は動いている Chrome、Brave、Chromium、Edge にブラウザー ツールをつなぎます(既定は http://127.0.0.1:9222)。disconnect で切り離し、status でいまの接続を確認します。デバッガーが見つからない場合は、対応する Chromium 系ブラウザーを自動で起動します。
/skills オンラインのレジストリからスキルを検索、導入、確認、管理します。スキルの書き込み承認のゲートを見るところでもあります。/skills pending/skills diff <id>/skills approve <id>/skills reject <id>、`/skills approval on\ off` が使えます。エージェントによるスキル書き込みの承認 も参照してください。
`/memory [pending\ approve\ reject\ approval]` 書き込み承認のゲート(memory.write_approval)で保留になっている記憶の書き込みを確認し、ゲート自体の入切もできます。記憶の書き込みを管理する も参照してください。
/bundles 設定済みのスキル束を一覧表示します。複数のスキルをまとめて読み込む /<name> 形式の別名です。~/.hermes/config.yamlbundles: で設定します。スキル束 も参照してください。
/learn <what to learn from> 説明したものから、使い回せるスキルを絞り出します。ディレクトリでも、URL でも、いまエージェントと一緒にやった手順でも、貼り付けたメモでも構いません。形は自由で、エージェントが自分のツールで材料を集め、決められた作法に沿って SKILL.md を書きます。CLI、メッセージング ゲートウェイ、TUI、ダッシュボードのスキル ページで使えます。
/init [notes] リポジトリを調べて AGENTS.md のプロジェクト向け指示を作成、または更新します(Codex の /init の移植です)。エージェントが読み取り専用のツールでマニフェスト、構成、ツールチェーンの設定を見たうえで、簡潔な AGENTS.md を書きます。すでにある場合は、書いてあった内容を残したまま統合して更新します。メモを添えると、どこに重きを置くかを促せます。CLI、メッセージング ゲートウェイ、TUI で使えます。
/cron 予定した作業を管理します(一覧、追加・作成、編集、一時停止、再開、実行、削除)
`/suggestions [accept\ dismiss N\ catalog\ clear](別名: /suggest`) 提案された自動化を確認します。/suggestions で保留中の提案を一覧、/suggestions accept <id> で提案どおりの自動化を作成、/suggestions dismiss <id> で却下、/suggestions catalog で選りすぐりの入門用自動化を追加、/suggestions clear で処理済みの提案の記録を消します。受け入れた作業は、いまいる場所を届け先として引き継ぎます。
/blueprint [name] [slot=value ...](別名: /bp ひな形から自動化を用意します。/blueprint だけなら一覧が出て、/blueprint <name> は次のターンで穴埋めの案内が始まり、/blueprint <name> slot=value ... はその場で作業を作ります。
/curator スキルをバックグラウンドで手入れします。statusrunpinarchive が使えます。キュレーター も参照してください。
/kanban <action> 複数プロファイル・複数プロジェクトの共同作業ボードを、チャットから離れずに動かします。hermes kanban と同じことがひととおりできます。/kanban list/kanban show t_abc/kanban create "title" --assignee X/kanban comment t_abc "text"/kanban unblock t_abc/kanban dispatch などです。複数のボードにも対応していて、/kanban boards list/kanban boards create <slug>/kanban boards switch <slug>/kanban --board <slug> <action> が使えます。かんばんのスラッシュコマンド も参照してください。
/reload-mcp(別名: /reload_mcp config.yaml から MCP サーバーを読み込み直します
/reload-skills(別名: /reload_skills ~/.hermes/skills/ を調べ直して、追加や削除されたスキルを反映します
/reload .env の変数を動いているセッションに読み込み直します(再起動せずに新しい API キーを反映できます)
/plugins 導入済みのプラグインとその状態を一覧表示します
`/pet [list\ <slug>]` petdex のマスコットを表示したり迎えたりします。/pet でペインの表示を切り替え、/pet list で手元にいるペットを一覧、/pet <slug> で好きな 1 匹を迎えます。
/hatch <description>(別名: /generate-pet 文章での説明から、まったく新しい petdex のペットを作ります。設定した画像バックエンド(OpenRouter / Nous Portal)を使います。ペット も参照してください。

情報

コマンド 説明
/help 使えるコマンドを分類ごとに表示します。既定では主要なコマンドを出し、スキルのコマンドは件数の 1 行にまとめます。/help skills でスキルのコマンドをすべて並べ、/help <text> で文字列に一致するコマンド(と該当するスキル)に絞り込めます。
/palette あいまい検索のコマンド パレットを開きます(Ctrl+P でも開けます)。文字を打つとコマンドとスキルが絞られ、↑ / ↓ で移動、Enter で選んだコマンドを入力欄に差し込み(勝手に実行はしません)、Esc で取り消します。まずコマンド名で順位が付くので、短い言葉でも狙いどおりに絞れます。
/version Hermes Agent の版、ビルド、環境の情報を表示します。
/whoami 自分のスラッシュコマンドの権限(管理者 / 一般ユーザー)を表示します。
/usage トークンの使用量、費用の内訳、セッションの経過時間を表示します。使っているプロバイダーが対応していれば、その API から取ってきた残りの割り当て・クレジット・プランの使用状況をアカウントの上限として表示します。
/topup Nous の残高を表示し、ポータルで支払いを管理します(以前の /credits/billing の置き換えです)。
/subscription(別名: /upgrade CLI 専用。 Nous のプランを確認し、ブラウザーで変更します。
/insights 使い方の傾向と統計を表示します(直近 30 日)
/update Hermes Agent を最新版に更新します。
/platforms(別名: /gateway ゲートウェイとメッセージング プラットフォームの状態を表示します(CLI 専用のまとめ表示)。
/paste クリップボードの画像を添付します
/copy [number] 直前のアシスタントの返答をクリップボードにコピーします(数字を付けると、後ろから数えて N 番目になります)。CLI 専用です。
/image <path> 手元の画像ファイルを次のプロンプトに添付します。
/debug デバッグ報告(システム情報とログ)を送信し、共有できるリンクを受け取ります。メッセージングでも使えます。
/update Hermes Agent を最新版に更新します。
/profile 作業中のプロファイル名とホーム ディレクトリを表示します

終了

コマンド 説明
/quit CLI を終了します(/exit でも同じです)。

動的な CLI のスラッシュコマンド

コマンド 説明
/<skill-name> 導入済みのスキルを、必要なときに呼び出すコマンドとして読み込みます。たとえば /gif-search/github-pr-workflow/excalidraw です。
/skills ... レジストリと公式の任意スキル カタログから、スキルを検索、閲覧、確認、導入、点検、公開、設定します。

クイック コマンド

自分で決めるクイック コマンドは、短いスラッシュコマンドをシェルのコマンドか別のスラッシュコマンドに割り当てるものです。~/.hermes/config.yaml で設定します。

quick_commands:
  status:
    type: exec
    command: systemctl status hermes-agent
  deploy:
    type: exec
    command: scripts/deploy.sh
  inbox:
    type: alias
    target: /gmail unread

こう書いておけば、CLI でもメッセージング プラットフォームでも /status/deploy/inbox と打つだけです。クイック コマンドは実行の直前に解決されるため、組み込みの補完やヘルプの表にすべてが出るとは限りません。

文字列だけのプロンプトの近道はクイック コマンドにできません。長めで使い回すプロンプトはスキルに入れるか、type: alias で既存のスラッシュコマンドを指してください。

モデルの別名を自分で決める

よく使うモデルに自分で短い名前を付けておくと、CLI でもメッセージング プラットフォームでも /model <alias> で呼び出せます。別名はどちらでも同じように動き、このセッションだけ(既定)でも --global でも使えます。

設定の書き方は 2 通りあります。

詳しい書き方 — モデル、プロバイダー、必要ならベース URL まで指定します。~/.hermes/config.yaml に書きます。

model_aliases:
  fav:
    model: claude-sonnet-4.6
    provider: anthropic
  grok:
    model: grok-4
    provider: x-ai
  ollama-qwen:
    model: qwen3-coder:30b
    provider: custom
    base_url: http://localhost:11434/v1

短い書き方provider/model を 1 つの文字列にまとめます。YAML を編集せず、シェルから設定できます。

hermes config set model.aliases.fav anthropic/claude-opus-4.6
hermes config set model.aliases.grok x-ai/grok-4

あとはチャットでこう打ちます。

/model fav            # session-only
/model grok --global  # also persists current-model change to config.yaml

自分で決めた別名は組み込みの短縮名より優先されるので、sonnetkimiopus などを別名にすると組み込みのほうが隠れます。別名は大文字小文字を区別しません。

別名の解決

コマンドは先頭一致でも通ります。/h と打てば /help/mod なら /model になります。先頭一致で複数のコマンドが当てはまるときは、登録順で最初のものが選ばれます。完全なコマンド名と登録済みの別名は、つねに先頭一致より優先されます。

メッセージングのスラッシュコマンド

> Slack のスレッド内でのコマンド(! を付ける): > Slack はスレッドの中でのスラッシュコマンドをそもそも通しません(「/queue is not supported in threads. Sorry!」と出ます)し、Hermes にも届きません。Slack のスレッドの中では代わりに ! を頭に付けてください。!stop!new!status のように書けば、ゲートウェイがスラッシュ形式とまったく同じように処理します。スレッドの中では @Hermes !stop@Hermes /stop も使えます。判定するのは最初の 1 語だけなので、!nice work のようなメッセージはそのままエージェントに渡ります。詳しくは スレッドの中でコマンドを使う を参照してください。

メッセージング ゲートウェイは、Telegram、Discord、Slack、WhatsApp、Signal、メール、Home Assistant、Teams のチャットで次の組み込みコマンドに対応しています。

コマンド 説明
/start プラットフォーム側の決まりごとのコマンドです。多くのチャット プラットフォーム(Telegram、Discord、…)は、ユーザーがボットとの会話を初めて開いたときに /start を自動で送ります。Hermes はこれを黙って受け取るだけで、エージェントは返事をせず、セッションも消費しません。最初のやり取りで 1 ターンを無駄にしないためです。自分で送って、ゲートウェイに届いているかを確かめることもできます。
/new [name](別名: /reset 新しいセッションを始めます(セッション ID と履歴が新しくなります)。[name] を付けると最初のセッション名になります。末尾に now--yes-y を足すと確認ダイアログを飛ばせます(例: /reset now/new --yes my-experiment)。
/status セッションの情報と、続けて手元で作るセッションの振り返り(直近のターン数、よく使ったツール、触れたファイル、最新のプロンプトと返答)を表示します。
/stop 動いているバックグラウンド処理をすべて終了し、実行中のエージェントも止めます。
/model [provider:model] モデルを表示、または切り替えます。プロバイダーごとの切り替え(/model zai:glm-5)、独自のエンドポイント(/model custom:model)、名前を付けた独自プロバイダー(/model custom:local:qwen)、自動判別(/model custom)、自分で決めた別名(/model fav/model grokモデルの別名を自分で決める を参照)に対応しています。--global を付けると config.yaml に保存します。注意: /model で切り替えられるのは、すでに設定済みのプロバイダーの間だけです。新しいプロバイダーを足したり API キーを用意したりするには、チャットの外のターミナルで hermes model を実行してください。費用の注意: セッションの途中でモデルを変えるとプロンプト キャッシュが作り直しになるので(キャッシュのキーにモデルが含まれます)、次のメッセージでは会話全体を入力の正価で読み直します。
`/codex-runtime [auto\ codex_app_server\ on\ off]` 任意で使える Codex app-server ランタイム を切り替えます。config.yaml の model.openai_runtime に保存し、キャッシュ済みのエージェントを破棄して、次のメッセージから新しいランタイムを使います。次のセッションから有効になります。
/personality [name] このセッションに人格を重ねます。/personality none(または default / neutral)で外します。
`/fast [normal\ fast\ status]` 高速モード(OpenAI の Priority Processing、Anthropic の Fast Mode)を切り替えます。
/retry 直前のメッセージをもう一度送ります。
/undo 直前のやり取りを取り消します。
/sethome(別名: /set-home いまのチャットを、そのプラットフォームでの配信先のホーム チャンネルにします。
`/compress [here [N] \ focus topic]` 会話の文脈を手動で圧縮します。/compress here [N] は直近 N 往復(既定は 2)をそのまま残し、それ以外をまとめます。焦点となる話題を付けると、全体要約で何を残すかを絞り込めます。
`/topic [off\ help\ session-id]` Telegram の 1 対 1 の会話専用。 自分で管理する複数セッションのトピック モードを操作します。/topic で有効にするか状態を表示、/topic off で無効にして結び付けを解除、/topic help で使い方、トピックの中で /topic <session-id> と打つと以前のセッションに戻せます。1 対 1 の会話での複数セッション も参照してください。
/title [name] セッション名を設定、または表示します。
/resume [name] 名前を付けておいたセッションを再開します。
/sessions [all] [search <query>] このチャットの過去のセッションを一覧表示します。/sessions search <query> は名前や ID の一致で絞り込みます(最近使ったものが上)。/sessions all は出どころをまたいで一覧します(管理者のみ)。
/usage トークンの使用量、費用の目安の内訳(入力 / 出力)、文脈の窓の状態、セッションの経過時間を表示します。使っているプロバイダーが対応していれば、その API から取ってきた残りの割り当てやクレジットをアカウントの上限として表示します。
/topup Nous の残高を表示し、ポータルで支払いを管理します。
/whoami 自分のスラッシュコマンドの権限(管理者 / 一般ユーザー)を表示します。
/insights [days] 使い方の統計を表示します。
`/reasoning [level\ show\ hide\ full\ clamp] [--global]` 推論の深さを変えたり(max / ultra まで指定できます)、推論の表示を切り替えたり(full / clamp も含みます)します。--global を付けると設定ファイルに保存します。
`/voice [on\ off\ tts\ join\ channel\ leave\ status]` チャットでの読み上げ返答を操作します。join / channel / leave は Discord のボイス チャンネル向けです。
/rollback [number] ファイルのチェックポイントを一覧表示、または復元します。
`/diff [staged\ all\ session] [--stat]` 作業ディレクトリの git の変更を表示します(コード ブロックに入れ、各プラットフォームのメッセージ上限に合わせて切り詰めます)。session は Hermes が変えたものすべての累積差分、--stat は要約だけを出します。
/bg <prompt> 別のバックグラウンド セッションでプロンプトを実行します。終わると結果が同じチャットに届きます。メッセージングのバックグラウンド セッション も参照してください。
/btw <question> いまの会話について、進行を止めずに脇道の質問をします。会話のスナップショットから答えを作り、できあがるとチャットに届きます。
/queue <prompt>(別名: /q いま動いているターンを止めずに、次のターンに回すプロンプトを積んでおきます。
/steer <prompt> 次のツール呼び出しのあとにメッセージを差し込みます。中断はせず、モデルは新しいターンとしてではなく次の繰り返しの中で受け取ります。
/goal <text> Hermes がターンをまたいで目指し続ける目標を設定します。いわゆる Ralph ループの Hermes 版です。毎ターンのあとに判定モデルが確認し、まだなら達成するまで Hermes が自動で続けます。一時停止や解除をするか、ターンの上限(既定は 20)に達しても止まります。サブコマンドは /goal status/goal pause/goal resume/goal clear。状態表示、一時停止、解除はエージェントの実行中でも安全に使えますが、新しい目標を設定するには先に /stop が必要です。持続する目標 も参照してください。
/subgoal <text> 動いている /goal に、ループの途中で判断基準を足します(/subgoal/subgoal remove <N>/subgoal clear)。
/heartbeat every <interval> <prompt>(別名: /hb 手が空いたときにこのセッションへ入り直す、繰り返しのプロンプトを設定します。サブコマンドは statuspauseresumeclear。Slack では /hermes heartbeat … と書きます。
/refine [focus] 記憶とスキルを自己改善する見直しをその場で走らせます。焦点となる指示を添えることもできます。Slack では /hermes refine … と書きます。
/review [instructions] いま話していた成果物(PR、コード、ドキュメント)に対して、独立したレビュー用サブエージェントを立ち上げます。終わるとレビューがこのチャットに戻ります。Slack では /hermes review … と書きます。
/moa <prompt> プロンプトを 1 つ、既定の Mixture of Agents プリセットで処理してから、セッションのモデルに戻します。
/branch [name](別名: /fork いまのセッションを枝分かれさせます(別の道を試せます)。
/agents(別名: /tasks 動いているエージェントとタスクを表示します。
/sessions 過去のセッションを一覧して再開します。
/context [all](別名: /ctx 文脈の窓の使用量と分類ごとの内訳を出します(メッセージング向けの文字だけの形です)。/context all を付けるとスキルごと・ツールセットごとのコストも並びます。
/egress [status] Docker の送信プロキシの状態を表示します。
/init [notes] リポジトリを調べて AGENTS.md を作成、または更新します。
/learn <what to learn from> 説明したものから、使い回せるスキルを絞り出します。
/bundles 設定済みのスキル束を一覧表示します(複数のスキルをまとめて読み込む /<name> 形式の別名です)。
/reload-skills(別名: /reload_skills ~/.hermes/skills/ を調べ直して、追加や削除されたスキルを反映します。
`/footer [on\ off\ status]` 最終返答に付く実行情報(モデル、文脈の使用率、作業ディレクトリ)の表示を切り替えます。
`/curator [status\ run\ pin\ archive]` スキルをバックグラウンドで手入れする操作です。
`/suggestions [accept\ dismiss N\ catalog\ clear]` 提案された自動化をチャットの中で確認します。/suggestions で保留中の提案を一覧、catalog で選りすぐりの入門用自動化を追加、clear で処理済みの提案の記録を整理します。受け入れた提案は、このチャットやスレッドを作業の届け先として引き継ぎます。
/blueprint [name] [slot=value ...] cron のひな形を見たり、穴埋めの案内を始めたり、その場でひな形から作業を作ったりします。その場で作った作業は、いまのチャットやスレッドに結果を届けます。
`/memory [pending\ approve\ reject\ approval]` 書き込み承認のゲート(memory.write_approval)で保留になっている記憶の書き込みを確認し、チャットの中でそのまま承認・却下できます。`/memory approval on\ off` でゲート自体の入切もできます。記憶の書き込みを管理する も参照してください。
`/skills [pending\ approve\ reject\ diff\ approval]` 書き込み承認のゲート(skills.write_approval)で保留になっているスキルの書き込みを確認します。保留中の書き込みごとに要点が 1 行で出ます。/skills diff <id> はチャット向けに切り詰められるので、差分の全文は CLI か ~/.hermes/pending/skills/<id>.json で読んでください。ゲートが有効なとき(または保留中の書き込みが残っているとき)だけ出てきます。検索と導入は CLI 専用のままです。
/kanban <action> 複数プロファイル・複数プロジェクトの共同作業ボードをチャットから動かします。引数の形は CLI とまったく同じです。エージェントの実行中でも通るので、/kanban unblock t_abc/kanban comment t_abc "…"/kanban list --mine/kanban boards switch <slug> などがターンの途中でも使えます。/kanban create … は、実行したチャットを新しい作業のターミナル イベントの通知先として自動で登録します。かんばんのスラッシュコマンド も参照してください。
`/platform <list\ pause\ resume> [name]` 動いているゲートウェイのプラットフォームをチャットから操作します。/platform list はすべてのアダプターとその状態(動作中、遮断器による停止、手動での停止)を表示します。/platform pause <name> はアダプターを外さずに新しいメッセージの受け渡しだけを止め、/platform resume <name> は再び有効にして、上流が正常に戻っていれば作動した遮断器も解除します。
/reload-mcp(別名: /reload_mcp 設定から MCP サーバーを読み込み直します。
/verbose ツールの進捗表示を切り替えます。メッセージングでは既定でオフです。config.yamldisplay.tool_progress_command: true にすると使えます。
/yolo YOLO モードを切り替えます。危険なコマンドの確認をすべて飛ばします。
/commands [page] すべてのコマンドとスキルをページ送りで見ます。
`/approve [session\ always]` 保留中の危険なコマンドを承認して実行します。session はこのセッションだけの承認、always は恒久的な許可リストに追加します。
/deny 保留中の危険なコマンドを却下します。
/update Hermes Agent を最新版に更新します。
/restart 動いている処理を流し切ってから、ゲートウェイを穏やかに再起動します。ゲートウェイが戻ってくると、実行した人のチャットやスレッドに完了の知らせが届きます。
/debug デバッグ報告(システム情報とログ)を送信し、共有できるリンクを受け取ります。
/help メッセージング向けのヘルプを表示します。
/<skill-name> 導入済みのスキルを名前で呼び出します。

補足

  • /skin/snapshot/export/import/reload/tools/toolsets/browser/config/cron/platforms/paste/image/statusbar/battery/focus/plugins/indicator/wake/journey/redraw/clear/history/save/copy/handoff/prompt/pet/hatch/timestamps/subscription/quitCLI 専用のコマンドです。
  • /skills検索・閲覧・導入が CLI 専用ですが、書き込み承認を確認するサブコマンド(pendingapproverejectdiffapproval)は、skills.write_approval が有効ならメッセージング プラットフォームでも使えます。/memory両方で使えます。
  • /verbose既定では CLI 専用ですが、config.yamldisplay.tool_progress_command: true にするとメッセージング プラットフォームでも使えます。有効にすると display.tool_progress のモードを順に切り替え、設定に保存します。
  • /focus/verbose は表示を抑える仕組み(display.tool_progress)を共有しているので、互いに食い違うことはありません。/focus on はツールの進捗を off に固定し、それまでのモードを display.focus_saved_tool_progress に退避します。/focus off で元に戻ります。集中表示の最中に /verbose を切り替えると、モードの主導権が戻り、集中表示のバッジも消えます。集中表示はあくまで見せ方だけの話で、会話の履歴もシステム プロンプトもモデルに送る内容も変えないため、プロンプト キャッシュにはまったく影響しません。
  • /sethome/restart/approve/deny/topic/platform/commandsメッセージング専用のコマンドです。
  • /status/egress/version/whoami/bg/btw/queue/steer/voice/reload-mcp/reload-skills/rollback/diff/debug/fast/approvals/busy/footer/curator/kanban/topup/suggestions/blueprint/learn/init/sessions/yolo は CLI とメッセージング ゲートウェイの両方で使えます。
  • /voice join/voice channel/voice leave は Discord でだけ意味を持ちます。
  • TUI では、/sessions はその TUI プロセスで動いているセッションを表示します。保存済みや閉じたあとの記録には /resume [name]hermes --tui --resume <id-or-title> を使ってください。

内容が消えるコマンドの確認

保存していないセッションの状態を捨ててしまうスラッシュコマンドについて、CLI は実行前に確認します。いま対象になっているのは次のコマンドです。

コマンド 何が失われるか
/clear 画面を消して新しいセッションを始めます。いまのセッション ID と、メモリ上の履歴がなくなります。
/new / /reset 新しいセッションを始めます(セッション ID が新しくなり、履歴は空になります)。
/undo 直前のユーザーとアシスタントのやり取りを履歴から削除します。
/exit --delete / /quit --delete 終了するうえに、いまのセッションの SQLite 履歴とディスク上の記録を完全に削除します。

いずれの場合も、CLI は 3 択のダイアログを出します。Approve Once(今回だけ実行)、Always Approve(実行したうえで approvals.destructive_slash_confirm: false を保存し、以後は確認なしで実行)、Cancel(取りやめ)です。

その場で飛ばす: 末尾に now--yes-y を足すと、その 1 回だけダイアログを省けます(例: /reset now/new --yes my-session/clear -y/undo -y)。ターミナルでダイアログがうまく描けないとき(Windows の PowerShell については issue #30768 を参照)や、CLI をスクリプトから動かすときに便利です。

~/.hermes/config.yamlapprovals.destructive_slash_confirm: false にすると、確認を全体で無効にできます。true に戻せば再び有効になります。背景は セキュリティ — 内容が消えるスラッシュコマンドの確認 を参照してください。