Antigravity Cli
目次
- skill の情報
- 参考: SKILL.md 全文
- 使いどころ
- 全体像
- 前提
- 実行のしかた
- 仕事の任せ方
- 一回きり(台本どおりのプロンプトや第二の意見に向いています)
- 長め・時間を区切った実行(テスト、ビルド、複数ファイルの変更)
- 何度もやり取りする対話(PTY と tmux)
- 並べて動かす(サブ課題やワークツリーへの振り分け)
- 出力と実行時間の注意点(Claude Code とは違います)
- どこまでを任せるか
- 主なパス
- 早見表
- シェルから呼ぶコマンド
- よく使うフラグ
- プラグインのサブコマンド(agy plugin --help)
- 導入時のフラグ(agy install --help)
- セッション内のスラッシュコマンド
- 設定と権限
- よく使う設定キー(settings.json)
- 権限のモード
- サンドボックスのふるまい
- 認証のふるまい
- プラグイン
- つまずきやすいところ
- 確かめ方
- 付属のファイル
Antigravity CLI(agy)を使いこなします。プラグイン、認証、サンドボックス。
skill の情報
| 提供元 | 追加で入れるもの — hermes skills install official/autonomous-ai-agents/antigravity-cli で導入します |
| パス | optional-skills/autonomous-ai-agents/antigravity-cli |
| バージョン | 0.2.0 |
| 作者 | Tony Simons(asimons81)、Hermes Agent |
| ライセンス | MIT |
| 対応プラットフォーム | linux, macos, windows |
| タグ | Coding-Agent, Antigravity, CLI, Auth, Plugins, Sandbox |
| 関連 skill | grok, codex, claude-code, hermes-agent |
参考: SKILL.md 全文
Antigravity CLI(agy)
agy として呼び出す Antigravity CLI の操作手引きです。agy のコマンドはすべて Hermes の terminal ツールから実行し、設定やログは read_file で確かめます。 この skill は資料と手順をまとめたもので、通信を伴う API を包んでいるわけではないので、 Hermes 側で認証するものはありません。
使いどころ
agyの実行ファイルを入れる、更新する、動作を軽く確かめる- 対話なしの
agy --print/agy -pを一回きりで走らせる - Antigravity の認証、サンドボックス、権限、プラグインの状態を調べる
- Antigravity の設定、キー割り当て、会話、ログを読む
全体像
Antigravity には 2 つの層があります。ここを混ぜると案内そのものが間違ってしまいます。
- シェルから呼ぶコマンド —
agy help、agy install、agy plugin、
agy update、agy changelog。これらは terminal ツールから実行します。
- セッション内で使うスラッシュコマンド —
/config、/permissions、
/skills、/agents など。これらは動いている agy の TUI セッションの中にだけあり、 シェルからは呼べません。
agy help が見せてくれるのはシェルから呼ぶ側だけで、セッション内のスラッシュコマンドは出てきません。
前提
agyの実行ファイルが PATH にあること。terminalツールで確かめます。
command -v agy && agy --version。
- この skill に必要な環境変数や API キーはありません。Antigravity は OS のキーリングや
ブラウザでのサインインで、自前で認証を管理します(下の「認証のふるまい」を参照)。
実行のしかた
agy のコマンドは、すべて terminal ツールから呼びます。例を挙げます。
terminal(command="agy --version")
terminal(command="agy help")
terminal(command="agy plugin list")
terminal(command="agy --print 'Summarize the repo in 3 bullets'", workdir="/path/to/project")何度もやり取りする対話セッションを開くときは、pty=true を付けて agy を起動します (画面の取り込みや監視には tmux を併用します)。codex や claude-code の skill と同じやり方です。 動作確認や台本どおりのプロンプトを一回きりで流すなら、対話なしの agy --print のほうが向いています。
Antigravity 自身のファイルを見るときは、下の「主なパス」にあるパスを read_file で読みます。 ターミナルから cat しないでください。
仕事の任せ方
agy は codex や claude-code と同じ系統のコーディングエージェントの土台なので、 任せ方の型も同じです。動作確認ではなく実際の作業(機能追加、修正、レビュー、第二の意見)を Antigravity に渡すときは、次の形を使います。
一回きり(台本どおりのプロンプトや第二の意見に向いています)
terminal(command="agy -p 'Review this diff for bugs and security issues' --model 'Gemini 3.1 Pro (High)'", workdir="/path/to/repo", timeout=300)-p は対話なしです。プロンプトを実行して終了します。使うモデルは --model で選びます(表示名の正確な文字列は agy models で確かめます。たとえば 'Gemini 3.1 Pro (High)' や 'Claude Opus 4.6 (Thinking)')。参照させたい場所を増やすときは、 繰り返し指定できる --add-dir を使います。
長め・時間を区切った実行(テスト、ビルド、複数ファイルの変更)
codex の skill と同じように、裏で走らせて終わったら知らせてもらいます。
terminal(command="agy -p 'Implement the change described in TASK.md and run the tests' --dangerously-skip-permissions", workdir="/path/to/repo", background=true, notify_on_complete=true)
# then: process(action="poll"/"log"/"wait", session_id=<id>)何度もやり取りする対話(PTY と tmux)
会話しながら進めるときは、pty=true のもとで agy -i(または引数なしの agy)を起動し、 tmux の capture-pane / send-keys を使います。codex や claude-code の skill に書かれているのと まったく同じやり方です。あとで再開するには --continue / -c を使うか、 --conversation <id> で会話を指定します。
並べて動かす(サブ課題やワークツリーへの振り分け)
作業ごとに git のワークツリーを 1 つ作り、それぞれで独立した agy -p を裏で起動して、 あとから結果を集めます。codex の skill が課題をまとめて片付けるときに使うのと同じ振り分け方です。 同時に走らせる数は、マシンの余力と、自分がレビューできる量に収めます。
出力と実行時間の注意点(Claude Code とは違います)
agy -pが返すのはただのテキストです。--output-format jsonはありません。
session_id や費用、ターン数を含む結果の入れ物も返りません。標準出力をそのまま読んでください。 JSON のオブジェクトが返ることを期待しないでください。
--max-turnsもありません。 出力の実行は--print-timeout(既定は5m)で区切られます。
長い作業では伸ばしてください。--print-timeout 20m のようにします。外側の呼び出しが先に切れないよう、 terminal の timeout= も合わせて指定します。
どこまでを任せるか
Antigravity は作業を実行する土台、あるいは第三の意見をくれるレビュー役です。 作業を回しているエージェントやプロファイルが選ぶ実行手段であって、進行管理の一等地に置くものではありません。 agy をかんばんのカードとして立てたり、調整役の層として扱ったりしないでください。仕事はふだんの タスクの流れに乗せ、割り当てられた担当が(codex や claude-code、直接のツールと並べて)agy を 手段として選ぶ形にします。名指しで使うのは、利用者から頼まれたとき、担当がそれを包むよう設定されているとき、 あるいは他のエージェントの計画や差分に Gemini 系から突き合わせをかけたいときだけです。
主なパス
- 実行ファイル・入口:
agy - アプリのデータ置き場:
~/.gemini/antigravity-cli/ - 設定ファイル:
~/.gemini/antigravity-cli/settings.json - キー割り当てのファイル:
~/.gemini/antigravity-cli/keybindings.json - ログ:
~/.gemini/antigravity-cli/log/cli-*.log - 会話:
~/.gemini/antigravity-cli/conversations/ - brain の生成物:
~/.gemini/antigravity-cli/brain/ - 履歴:
~/.gemini/antigravity-cli/history.jsonl - プラグインの置き場:
~/.gemini/antigravity-cli/plugins/<plugin_name>/
早見表
シェルから呼ぶコマンド
agy changelogagy helpagy installagy plugin/agy pluginsagy update
よく使うフラグ
--add-dir--continue/-c--conversation--dangerously-skip-permissions--print/-p--print-timeout--prompt--prompt-interactive/-i--sandbox--log-file--version
プラグインのサブコマンド(agy plugin --help)
list,import [source],install <target>,uninstall <name>,
enable <name>, disable <name>, validate [path], link <mp> <target>, help
導入時のフラグ(agy install --help)
--dir,--skip-aliases,--skip-path
セッション内のスラッシュコマンド
- 会話の操作:
/resume(/switch)、/rewind(/undo)、
/rename <name>、/clear、/fork、/reset、/new
- 設定とツール:
/config、/settings、/permissions、/model、
/keybindings、/statusline、/tasks、/skills、/mcp、/open <path>、 /usage、/logout、/agents
- 入力の補助:
@でパスを補完、esc escで入力欄を消す(応答が流れていないとき)、
! でターミナルのコマンドを直接実行、? でヘルプを開く
設定と権限
よく使う設定キー(settings.json)
allowNonWorkspaceAccesscolorSchemepermissions.allowtrustedWorkspaces
権限のモード
request-review、always-proceed、strict、proceed-in-sandbox があります。
サンドボックスのふるまい
enableTerminalSandboxはsettings.jsonの真偽値で、既定はfalseです。- 起動時に渡す指定(
--sandbox、--dangerously-skip-permissions)は、
そのセッションのあいだ、保存された設定より優先されます。
認証のふるまい
- CLI はまず OS の安全なキーリングを試します。
- 保存されたセッションが無ければ、ブラウザでの Google サインインに切り替わります。
- 手元では既定のブラウザが開きます。SSH 越しでは認可用の URL が表示され、
認可コードを貼り戻す形になります。
/logoutで、保存された認証情報を消せます。
プラグイン
- プラグインは
~/.gemini/antigravity-cli/plugins/<plugin_name>/に置かれます。 - skill、エージェント、ルール、MCP サーバー、フックをまとめて持てます。
agy plugin listに何も出ないのは、取り込み済みのプラグインが無いというだけで、問題ではありません。
つまずきやすいところ
agy helpが見せるのはシェルから呼ぶコマンドで、対話中のスラッシュコマンドではありません。- 版を確かめるなら、対話を伴わない
agy --versionが安全です。agy versionは対話用で、
本物の端末が無いと失敗することがあります。
- うまくいかないときにまず見るのは
~/.gemini/antigravity-cli/log/cli-*.logです
(read_file で読みます)。
- 保存される JSON の設定と、起動時に渡す指定を混同しないでください。
~/.gemini/antigravity-cli/bin/agentapiはagy agentapiを呼ぶだけの薄い包みです。- WSL ではトークンがファイルに保存されるので、認証の不調はたいてい手元のファイルや
セッションの状態の問題で、ブラウザだけの問題ではありません。
- どのワークスペースとみなされるかは、起動したディレクトリと
.antigravitycliという
プロジェクトの目印に左右されることがあります。
agy -pはただのテキストしか出しません。--output-format jsonも、結果を包むオブジェクトも
ありません。(claude-code と違って)JSON を取り出そうとしないでください。
- 出力の実行時間は
--print-timeout(既定は5m)で区切ります。agyに--max-turnsは
ありません。
確かめ方
導入が本当に済んでいて使える状態かを、terminal ツールから確かめます(ファイルは read_file で読みます)。
terminal(command="command -v agy")terminal(command="agy --version")terminal(command="agy help")terminal(command="agy plugin list")~/.gemini/antigravity-cli/settings.jsonをread_fileで読む- いちばん新しい
~/.gemini/antigravity-cli/log/cli-*.logをread_fileで読む - 必要なら
~/.gemini/antigravity-cli/keybindings.jsonをread_fileで読む
付属のファイル
references/cli-docs.md— 導入、使い方、機能の各資料から要点をまとめたものです。